テーマ:グルメな仕事(983)
カテゴリ:大久保一彦の二つ星西日本
最近、会員が増えているのが宿泊業。
お客様に喜んでいただくために、料理やサービスのレベルアップのための勉強をしたいという方が増えているのでしょう。 というわけで、“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は『ホテルアムステルダム』に出没しています。 今日は、ローラアシュレイルームでコンプリメント・サービスと子供に対するサービスについてどのように展開されるのかを勉強してみたいと思います。 ホテルのチェックインは15時。 15時になると4回のクラブルームでチェックインできるとのことです。 早速、あがってみましょう。 驚くのは、受付をするまえにアフタヌーンティが、半ば強制的に出てくること。 しかけとしては、アフタヌーンティをしている最中に、チェクインや説明をしようと言うものなのでしょう。 三段のアフタヌーンティセットが出てきて、ドリンクのサービスをしてくれました。 そろそろ部屋に入ろうということで、チェックインの作業にようやく入ります。 わけあって私、一人に子供二人、長々と説明が始まります。 セリフ仕立ての説明。そのため、長々とした説明を聞いていると、子供たちが抜けだしとなりのソファーでわんぱくを始める始末。(「まいったな、早く説明が終わらないから」)と思っていると、セクションチーフが子供をなだめている。 おそらく、この目の前のスタッフは説明に必死だったのでしょう。 しかたなく、説明を遮り、「大丈夫」と伝えても、まだ説明をしております。 (がんばってください) ・・・ 私が、高級ホテルに興味を持ったのは、20年ほど前にボストンコモのオールド・リッツカールトンに宿泊したときに、クラブフロアを担当していたスーザン・ジョルジュというコンシェルジュと出会ったことです。 彼女の素晴らしい、気遣いとサービスによって、世界中の高級ホテルを回るようになりました。 すばらしいホテルとそうでないホテル何か・・ 私は同じブランドのクラブルームであったとしても、レセプションの対応が極めて異なることがわかりました。 逆に言うとスムーズなチェックインは、そのホテルのすべてが素晴らしいとも言えるのではないでしょうか。 アマンのやっている『ホテルボラボラ』や、『アマンプロ』は特にすばらしかったです。 さて、そのアフタヌーンティの内容ですが、 クロワッサンのサンド、ビシソワーズ、タルトとムースのケーキ、スコーン、クロテッドクリーム、イチゴジャムの三段で、内容はなかなかよかったです。 お部屋で食べられたら、私たち子供連れはよかったでしょう。 こういうことは子供と一緒に宿泊するからわかることで、そうでないとわからないことですね。 このような気づきが、私はすばらしいサービスの源泉になり、私の売上になるために感謝はしております。 夕方は軽食が増え、スープ、グラタン(ニョッキ)、サンドイッチなどが並びます。 スパークリングやワインなどドリンクも豊富です。 グラタンのトマトクリームがやさしい味付けでなかなかよかったです。 ラウンジの雰囲気、ホテルの雰囲気はなかなかすばらしい。 朝食は和洋の料理が豊富に並び、がんばっていたと思います。 カップルや年配のかたにはとても喜ばれると思いました。 前回は、外のカフェを利用しましたが、料理はまずまずいいといったところですね。 ホテルアムステルダム 長崎県佐世保市ハウステンボス町7-7 電話 0956-58-0011 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.13 23:07:02
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