テーマ:おいしい!蕎麦の店(148)
カテゴリ:大久保一彦の二つ星と三つ星の間
《丁寧に見送るご夫妻のすばらしい蕎麦》百日紅@埼玉県日高市
ここのところモンブランの勉強をしていて本当なら笠間の『トルテュ』というフレンチレストランで勉強しようと思っておりました。しかし、予約を試みるも11月のランチはいっぱいで、一人では予約ができないとのことです。モンブランは萩シェフに十分教えていただいたではないか、とのことでしょう。 これも巡り合わせ。諦めて、蕎麦好きのWEBのコンサルの小形さんのおすすめである埼玉の蕎麦屋さんで勉強をして帰ることにしました。 お店の場所は高麗川駅が近いようです。 (と言ってもGoogleMapで調べると徒歩30分ということで2km近いとは言えないか) 圏央道の鶴ヶ島ICから車で30分弱走ったところに店はありました。 平日の13時30分ということで、車も無事停めることができました。 店内の奥のお座敷に案内されまして、メニューを選びます。 木曜限定の粗挽き十割にしようと思いましたが、完売ということで他のチョイスにします。 桜海老を使った蕎麦やきのこのつけ蕎麦も注文したいですが、・・ 二八のせいろ(800円)とあつとろ(1,400円)にしましょう。 店主の後藤勲大将のTwitterによれば、 埼玉県日高市にある蕎麦屋、石臼碾き手打そば百日紅の店主です。公務員から脱サラし、初代百日紅を引き継いで10年目を迎えました。蕎麦の美味しさは蕎麦切りにあるとの信念に基づき、蕎麦本来の風味を保ちつつ、食感の良さをも兼ね備えたそばをお客様に味わっていただけるよう日々精進してまいります。 まずは二八のせいろから・・ 見た目からしてとても品のあるおいしさである印象です。 薬味は山葵はなく、大根おろしと葱のみ。 大将のTwitterによれば本日は常陸秋蕎麦のようです。 まずは、タレを使わずお味見。 蕎麦の細さからかとてものど越しがよく、香りも良いです。 辛口の好みのタレは、最初鰹の印象があって、後から椎茸の印象があったのですが、さてこの印象はもう一度訪問して確認します。 タレをつけるとさらにおいしい。 続いては「あつとろ」。 十割そばということで、こちらを選びました。 そばは二八より太く、温かいそばでありながら、香りがあります。 海苔の香りよく、出汁とあいます。 滑子とろろをあわせるとぬるっとしたテクスチャが加わり、おいしいです。 なかなか秀逸なかけですね。 帰りしなにとてもやさしい雰囲気の店主夫妻が丁寧なお見送りをしていただきとても後味のよい店でした。私の店作りに足りないものを発見したようで学び多い店でした。 蕎麦屋の理想があるように思いました。 百日紅(さるすべり) 〒350-1201 埼玉県日高市田波目575−4 電話 042-985-5588 HP: http://sarusuberi5103.com/index.html 本日のおすすめ 満寿泉(ますいずみ)大吟醸【寿】<箱付:720ml>富山のお酒 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.17 11:10:20
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