すし屋の湯呑み 下絵付け縫い針糸模様三角湯呑み 11×11
三角形に彫り出した湯呑みの表面に白化粧し、上に白、下に呉須、真ん中の空間に下絵付けの黒をベッタリと塗る。
その上全体に白と赤で線を入れる。
透明釉で本焼き。
ただひたすらに線を描いて行くのだが、縫い針糸模様シリーズの最後となった。
素焼きに多種の色を使って絵や模様を描けるという下絵付けの釉薬が利用できるようになり、陶芸の世界が広がり、さらに多彩な面白さを愉しめるようになった。
撮影 長山一夫
長山一夫器美術館リンク:
https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html