カテゴリ:大久保一彦のひとこと情報
ゴールデンウィーク連続講座 『四方よし通信』のコラムを振り返る ~2012年12月号より 客単価自然増戦略
1-2 外食産業における客単価の二つの戦略 客単価戦略を外食産業と言う小さな切り口ではなく、ひろく一般的な商業という角度でまず見ていきましょう。一般的に客単価戦略は大きく分けて下記の二つの戦略があります。
ふたつの客単価戦略 1 日常タイプの低価格戦略 (大久保一彦の定義) 日常の消費。生活必需品。日常生活に密着して、繰り返し購買するもの。一般的には自分のためにお金を使う。もちろん、日々の食事、一番底辺となる餌マーケットも含む。 (戦略の方向性) 単品単価を常に下げて、価格競争力を出したものがまず選ばれる。その上で、客単価アップを買い上げ点数アップ・来店頻度アップで実現させる。
2 目的・方向性ある消費タイプのバリュープライス戦略 (大久保一彦の定義) ハレの行事や社会教育や顧客教育などにより構築された消費者それぞれの価値観に基づき、それぞれのTPOに合わせてする消費。 (戦略の方向性) 新しい価値観を提案して生活習慣に落とし込む。現状と将来のギャップを教育する。利用シーンにふさわしい潜在的なニーズに応える提案をする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.11 10:05:01
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