カテゴリ:経営者のための連続コラム
小寒の連続講座 野草に学ぶ次の時代の切り口 その2
~『四方よし通信』2014年9月号より フランス訪問記 ~5年ぶりのフランスはどう変わったか?~ 7月21日 初日 羽田発パリ・シャルル・ドゴール行きの夜便に乗る。エールフランスの機材なので、ちょっと狭い印象だ。 飛行機は無事運行され、1時間も早い午前3時に到着する。 この時間に到着すると、時間を持て余してしまう。 その上、ボーッと待っていると、搭乗時間の30分前に、違うフロアのゲートに変更になっていた。危うく乗りそびれるところだったが、その上、時間近くになっても一向に案内されない。今度は、ジュネーブ行きの飛行機が遅れているのだ。 30分遅れて、ジュネーブに到着。 そこで豆乳屋の大将と待ち合わせして、レンタカーを借りた。 あと100ユーロ出せばBMWに変更できるがどうかとオファーがあり、そのオファーに乗ることにする。大雨の中の300キロの大移動。最初からちょっと大変な旅となった。 プロヴァバンス地方に向かう途中で天候は好転する。 目的地のChatau-Arnoux(シャトー・アルノー)には、無事着いたが、オーベルジュの場所がなかなかわからない。 地元の英語の通じないおばちゃんに道を聞き、大体の方角がわかった。 そして、駐車場に停め、道を尋ねるとすぐ隣りにあることが判明した。 『Le Bonne Estape』は、もともとは宿場町の馬車の停車する場所が始まりだそうだ。 ホテルの部屋に入ると内線が鳴る。 「アロー」と出ると、電話の先にはフランソワのパートナーの今村桂子さんだった。 桂子さんは、レストランのバーにいると言う。驚きだ。 バーにはフランソワもおり、京都以来の再会を果たす。『Le Bonne Estape』のオーナーのジャニーさんの提案で、アペリティフを飲みながら、ジャニーさんご自慢の庭園を見学することになった。 西洋風でも日本風でもない。植えてある植物は、日本から持ち込んだものもあるようだ。この“半野草”を見ながら、今日のディナーは確実に野草が出ることを予感した。 ジャニーさんのディナーで一番印象に残ったのはフランスの三大羊、シストロンの子羊だ。これは、食感、味わいともに実に素晴らしかった。とても家庭的で、フランスの田舎町らしいサービスと素敵な空間のホテルという印象だった。 『Le Bonne Estape』の訪問記はこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.11 17:52:43
[経営者のための連続コラム] カテゴリの最新記事
|
|