カテゴリ:経営者のための連続コラム
小寒の連続講座 野草に学ぶ次の時代の切り口 その4
~『四方よし通信』2014年9月号より フランス訪問記 ~5年ぶりのフランスはどう変わったか?~ 7月22日 2日目 バレームへの移動 その2 (前回の続き) Le Napouleから、100キロの山道はとても大変だった。 フランソワとの約束時間もとっくに過ぎ、17時20分となってしまう。 途中、何度か連絡を取ろうとしたが、まったくつながらず。 そして、駅前でも携帯の電波がつながらない。 さて、どうしたものか…。 誰かに聞いて行ってみようということになった。 駅前には閉鎖したホテルと建設関係らしきオフィスがある。 まず、建設関係のオフィスの駐車場にいる50歳くらいのおじさんに、フランソワのいるところがわかるか聞いてみた。おじさんはわかるようだが、フランス語しか話せない。 紙を取り出すと、地図を書いてくれた。 アバウトな地図だが、これで辿り着けるのか…。 地図を見ながら車を走らせた。橋のあるところで右折するのだが、最初の橋はどう見ても違う。 おじさんが書いてくれた地図にもこの橋らしきものに×としてある。 その次の橋を左折すると、それらしき道があった。その砂利を敷き詰めた道を上がっていく。 途中でそれらしき看板を発見するものの、ロッジがありそうな気配はない。 道もちょっと怪しくなったので、一度駅まで引き返すことにした。 駅に戻ると、閉鎖したホテルの年老いた女性が出てきたので、フランソワのことをきいたら知っていると言う。電波が届かない旨を伝え、電話番号を伝えると電話をしてくれた。 電話はつながったのだが、電波が悪いエリアゆえ、会話をすることがままならない。 時間ははや19時を過ぎ、なんらかの方法を考えないといけない時間となっていた。 ひとまずトイレを借りて、もし連絡がつかない場合は動かないほうがいいだろうということで、近くのホテルを教えてもらい、そこでコンタクトを取る作戦に変更した。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.12 12:41:37
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