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蛤料理 日の出 @三重県桑名市 ~蛤でローカリズムを表現するすごい店~ 大暑の蛤勉強会
毎年開催しています『新橋水産アカデミー』主催の蛤の勉強会。 今年二度目。今年は一度でまとめようと思ったのですが、『日の出』さんよりぜひ、ふた席でということでして、今回は少人数の勉強会です。 本日はお二階です。 まずは、本日の蛤を見ましょう。 大きい蛤もあるが小さな蛤もあり、バラツキがひどい。 女将の小姑の伊藤さんに聞くと、かつてない事態だと。 桑名の漁場には昼、夜と密漁者が船を出していると。桑名は海上保安庁の船がいないので、密漁者はわかっていて動かしていると。 自衛団を結成しているが、自衛団では注意をすることしかできない由、注意を受けても近くでまた堂々と漁をしているとのこと。もちろん、逮捕ができる海上保安庁が捕まえたとしても罰金の額が低すぎて、もはや、超高値で取引される蛤は捕まることも歩留のうちとなるのだろう。産地証明書もアサリのように取り扱い量に差異があるのが現実だ。密猟の罰金額を1000万円くらいにして、自衛団に通常逮捕権を条例で与えるしかないのでは。難しいと思うけど。 先付 お猪口を選ぶようになりました。 まずは壱の蛤です。 今回は特大サイズの大きな蛤もありますが、小さいのもの混じります。 弐の蛤 前回よりも卵が肥大化してまず、もうピークですね。 ぷっくらしています。 心太 アクセントにブラックペッパーでいただきます。 女将が本日は不在ということで伊藤さんではないので、ピッチが速いですね。 参の蛤 蛤の出汁は前回のほうが濃厚でしたね。 焼き蛤 本日は特大と中を注文。 前回のほがねっとりしていました、濃厚ですが。 天ぷら 別注の蛤のバター焼き。 これはおすすめです。 別注の蛤のグラタンです。 (そもそも焼き蛤も鍋の蛤の個数を減らさないために別注にしています) 予約時に注文しています。 お野菜と豆腐は生姜醤油にて。 香の物がきて、お食事です。 〆は雑炊です。 7月の名物のかき氷。 フランボワーズにしました。 うま。 蛤料理 日の出 三重県桑名市川口町19 電話 0594-22-0657 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.26 20:52:10
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