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カテゴリ:言語分析(文学言語理論言語日常言語)
多くの子どもに 「漢字ドリルがあるから、国語は嫌いだ」 という風に言う子が、かなりいます。 このように言う子を見て見ますと、 良く、読書はしますし、 発表は好きだし、 漢字を使っての文章下記は好きだし・・・・・ と言う面があるのですね。 このように言う子にとっては、漢字ドリルが、大きく見えて それだけが国語科になってしまっているのですね。 国語科という上位語の中に、 ・本を読む ・話を聞く ・文章を書く ・自分の考えを言う などの下位の活動がある事が、構図になって、 頭に整理されてないからでしょうね。 それと、子どもが、そのように言ってしまうようにしてしまった、 漢字ドリルの扱い方にも問題がありますね。 で、ここでは、1年生からも上位語と下位語の関係の指導が 出来る事を、問題を例示して、考え合っていければ良いなあと 思っています。 早速、問題を見てみましょう。 これは、 ・動物 ・勉強 ・位置 ・曜日 ・数字 ・人間 ・動き ・お金などの上位語に対して、 その下位語を見つける問題ですね。 このようにして、1年生から、上位語と下位語の関係の学習を すると、その視点で、ものが見えるようないなるでしょうね。 昨日下記のようなコメントが、寄せられました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上位語 森の声さん 下位語、上位語が理解できるようになると、 世界の秩序が見えるようになって、 脳みそが混乱から抜け出すことが出来ますよね。 これが理解できない子は他の教科全てが出来ないでしょうね。(2007.07.31 14:24:57) ・・・・・・・・・・・・・・ それから、上位語と下位語の関係で 本ブログの書き方で、誤解を招かないようにというような 下記のコメントも戴きました。 ・・・・・・・・・・・・・・ Re:思考停止・決めつけ・(07/30) tea*roseさん こちらのブログでよく取り上げられることの多い「反復練習」そのものが、 「上位語」的な意味合いを帯びると、 それを推進する人たちを全否定することになりかねない、と思うことがあります。 そもそも「反復練習」のようなものは「下位語」的なニュアンスで、 正しい場面で正しい背景の中でうまく使われることも可能であり、 そうであればとても豊かな使われ方もできる、 というゆとりを残して論議を行えたらよいと思います。(2007.07.31 08:01:06) ・・・・・・・・・・・・・・ * ご指摘のように考えて、ドリルそのものを否定するのではなく、 書いてきたつもりです。 それは、いつも、ドリル中心の・・・・・ではなく、と『中心』を付けてきました。 それでも、ちゃんと理解していただく為に、さらに、 注意をしてくださいという、コメントだと思います。 有難うございました。 ただ、このことに触れているのは、 詰め込みのドリルが横行している実態も あるからです。 このことは、ドリルの正しい活用ではないと思うのです。 そういう意味が、このブログは、ドリルについて書いていますので、 ご理解、戴けますと、うれしいです。 このブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 本日、教育ブログランキング・3位になりました。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 * 1~6年生、揃っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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反復練習はテニスで言うと乱打みたいなもの、陸上競技だとももあげみたいなものかなあと思っていました。
なので、必ず必要なものかと思っていました。 確かに、ももあげや乱打は、ただやっていれば上達するものではないなあと、思いました。 漢字を覚えるのと同じように、意識をどのように持っているかが大事なんだということがわかりました。 どうも有難うございます(^○^) (2007.08.01 07:35:44)
取り上げていただいて、ありがとうございます☆
もちろん、先生のご苦悩も、充分に気を配られていることも理解しているつもりです♪ 「漢字ドリル詰め込み」イコール「学力の向上」という上位語しか持たず、それを補う理想も哲学も研究も愛も持っていない、ドロドロヘドロマンに、先生のなさっていることが微塵でもご理解いただけるためには・・・という、老婆心ながら書き込ませていただきました次第です☆ ま、アンテナ足りなくてわかんない人には見えないと思うんですけどね・・・。この尊い輝きが!! (2007.08.01 09:56:17)
私の中でドリルとテストは一体です。小学生の時、漢字の小テストが漢字ドリルと連動していたんです。(このドリルが授業と連動してなくて…)毎月第一月曜に漢字ドリル10ページ分の漢字テストがあったんです。毎日コツコツ練習する子はちゃんとできるんですが…な私はいっつも再テストでした。(80点以下は再テストなんです)いまだにドリルって聞いただけで嫌いだなぁと思ってしまうんです。
(2007.08.01 10:12:46)
かわたれさんがおっしゃているように、現在小学校では、漢字ドリルと小テストが連動しています。
息子も読書は大好きですが、漢字ドリルは大嫌いです。反復練習が悪いというのではなく、その前段階が問題あるのでは?と考えます。 (2007.08.01 13:03:11)
みえこ55さん
>反復練習はテニスで言うと乱打みたいなもの、陸上競技だとももあげみたいなものかなあと思っていました。 * そうですね。 >なので、必ず必要なものかと思っていました。 * 必ず、必要ですよね。 >確かに、ももあげや乱打は、ただやっていれば上達するものではないなあと、思いました。 * これも、同感です。 >漢字を覚えるのと同じように、意識をどのように持っているかが大事なんだということがわかりました。 * そうなのですね。 そのためには、その前の指導が、どうされているか、 そこが、大切なのですね。 それから、ドリルの量ですね。 100ますが、すごい速さを競ったり、 漢字ドリルで、1字の漢字を、一度に30回書かせる、 そのような事は、ドリルの正しい使い方ではないですね。 ドリル本来の教育的意義を忘れてしまったら、 ダメですね。 >どうも有難うございます(^○^) ----- (2007.08.01 16:31:39)
tea*roseさん
>取り上げていただいて、ありがとうございます☆ * このようなことは、注意をして、注意をしてやらなきと、ならない問題ですね。 うっかりすると、強制になっていますから。 それから、この事の、書き方ですが、ドリルを否定するようにとられては、もともこもないですね。 >もちろん、先生のご苦悩も、充分に気を配られていることも理解しているつもりです♪ > >「漢字ドリル詰め込み」イコール「学力の向上」という上位語しか持たず、それを補う理想も哲学も研究も愛も持っていない、ドロドロヘドロマンに、先生のなさっていることが微塵でもご理解いただけるためには・・・という、老婆心ながら書き込ませていただきました次第です☆ * 有難う御座います。 > >ま、アンテナ足りなくてわかんない人には見えないと思うんですけどね・・・。 この尊い輝きが!! * だから、教師にそれを冷静に見る事が出来る ゆとりの時間が、必要なのですね。 ----- (2007.08.01 16:35:51)
かわたれさん
>私の中でドリルとテストは一体です。 小学生の時、漢字の小テストが漢字ドリルと連動していたんです。 <(このドリルが授業と連動してなくて…) * ここが、問題なのですね。 ですとは、本来は、指導(授業)の結果の評価なのですね。 指導無くして、テスト無しのはずですがね。 指導があれば、子どもは、テストが待ち遠しくなるのですね。 自分の力が、どれだけ着いたか、それを見るのが、楽しみになるのですね。 < 毎月、第一月曜に漢字ドリル10ページ分の漢字テストがあったんです。 * 授業と連動してないで、10ページと言うのは、ひどいですね。 < 毎日コツコツ練習する子はちゃんとできるんですが…な私はいっつも再テストでした。 * これだと、やれる子と、やれないの差が、でてしまいますね。 < (80点以下は再テストなんです)いまだにドリルって聞いただけで嫌いだなぁと思ってしまうんです。 * 相当、気になっていたんですね。 ----- (2007.08.01 16:44:08)
ちいちゃん0156さん
>かわたれさんがおっしゃているように、現在小学校では、漢字ドリルと小テストが連動しています。 >息子も読書は大好きですが、漢字ドリルは大嫌いです。 * これは、困ったことですね。 > > 反復練習が悪いというのではなく、その前段階が問題あるのでは?と考えます。 > そうなのですね。 ----- (2007.08.01 16:55:34)
http://blog.goo.ne.jp/amanohikaru3/
-- 先日読んだある本で、岸本さんの実践が紹介されていました。 「反復訓練が”わかる”という認識の筋道にしっかりと位置づけられているかどうか」 「わかるということが追求された後に反復訓練が行われ。反復訓練の中にも”わかり直し”の契機が組み込まれている」 ことが大事だということが書いてありました。 現在、主流になってしまった方式を唱えている人は、 「理解より、まず練習」 「本当に理解するためには、まず出来るようにしてしまうことを優先する」 とのことです。 なるほど・・・ (2007.08.01 22:50:00)
今、あっきい達に課されている漢字ドリルのやり方が、子供達の心と体に良いとはとても思えません。
覚えている字も覚えていない字も、皆同じ回数書く。 同じページを3回写させる。 最初の一回はともかく、後はもう思考停止状態ですよ。 もっと、考えて書く問題にしてもらいたい! (2007.08.02 10:52:00) |