|
カテゴリ:文化審議会・品川区のカリキュラム
言語の教育の大切さについて4回、考え合ってきました。
ところが、このことで、ちょっと考えてみたい方向の教育が現れているのです。 その事を今夏の漢字指導法研究会のアカデミーに寄せられた意見で、 見たいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・ 東京都世田谷区の教員として、1年生に漢詩を教えている(?)者の一人です。 この取り組みが始まる前から、そして、実際に始まった今も、 問題が多いと感じています。 それは、子どもの発達段階に合っていないので、 本当の学びを保障していくということにならないと、 感じているからです。 しかし、今日、国語教育・漢字問題の情勢の話を聞いて、 ここ数年の文科省の動きとともに教科『日本語』の登場理由を学んだことで、 もっと、奥深く、重大な弊害がある事が分かりました。 それは、国民が文化を享受していく事からの離反や 論理的思考力の育成を妨げる事になることなどにおいてでした。 この1年生から漢詩を教えることについては、 下記のブログで、既に、考え合ってきましたね。 その事が、ここで、出されたのです。
http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200708050001/
・・・・・・・・・・ 子ども達に文語文を学ばせる前に きちんとした口語文を読み書きできるようにする学習を しなければならないと思います。 文語文をどのように指導したらよいのか、私を含めて 迷っている先生が多いと思います。 * 口語文さえ、ちゃんと学べないで 問題になっているのにですね。 ・・・・・・・・・ 小学生に古典の暗誦などによって、 子どもに「詰め込み」という恐ろしい勘違い教育が 今後、出てくるのかと思うと寒気がしました。 子供自身の自由な思い、発想を大切にした教育の大切さ、 それを守っていく事が、今後の学校現場で、どれほど大切になっていくか、 また、先生の良心にゆだねられていくだけのものになるか・・・・・。 学校現場の者ではありませんが、 自分の子供とかかわるあるゆる場面で意識していこうと 強く思いました。 * この詰め込みk身の教育の弊害は、もう、いやっというほど出ていますね。 小学1年生にある物語文を暗誦させる宿題などは、 この影響キュを受けているのでしょうね。 理解を深めて喜んで喜んで読んでいれば、 暗誦をしてしまいますね。 ・・・・・・・・・・ このブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 小さなクリックでも,教育を良くする一歩だと信じたいです。 本日、お陰さまで、教育ブログランキング・4位になりました。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。
下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。 * 1~6年生、揃っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[文化審議会・品川区のカリキュラム] カテゴリの最新記事
一年生から論語ですか。中国と同じように暗誦させているのでしょうか。それが続けられるなら、すごいことですが。
(2007.09.06 18:21:20)
私は幼い頃の、解釈抜きの“丸ごと暗記”の良さもあると思っています。
でも、その前にやっぱり日常語でしょうね。 日常語も満足に話せないのに日常的でない言葉を覚えさせる意味はないと思います。 それにしても今の子どもたちの日常語は貧弱です。おかげで、造形の場でもコミニケーションがとれません。太い、細い、大きい、小さいという簡単な言葉でさえ危ない子どもがいますからね。小学生でも・・・。 (2007.09.06 18:35:14)
会社で新人研修を担当したときにまず感じたことは、まず「小学校の国語を勉強してきてほしい」ということでした。
普通の、ごく当たり前の日本語を話せないのです。 主語が抜けていたり、何を言いたいのかがわからない。 小学生に漢詩を丸暗記させることが、いいことなのか悪いことなのかはわかりませんが、カリキュラムの時間的なことを単純に考えても、漢詩をやっている場合かなあ??と、素朴に疑問が生まれます。 (2007.09.06 19:42:41)
国語教育で悩んでいる先生、多いですね。
本当は何が必要か、それを真剣に思っている先生ほど、悩みがあるのですね。 今日先生のブログにアクセスし、コメントや意見を聞いてくれる先生がたくさんいて、私は嬉しく思っています。 (2007.09.06 20:50:16)
小学1年生に論語教えるのがいいか悪いかは別として 暗記というより棒読みロボット読みになりかねない年齢の学年ではないかと思います。
(2007.09.06 21:50:02)
”しのたまわく”、”市の玉わく”って?だぁ。
論語を習ったときの級友の素直な気持でありました。 文語体は古い、意味がないと感じていました。 今の大学生の日本語の読解力には呆れ果てています。 日本の明日を見る思いが致します。 (2007.09.06 21:53:15)
よい教育は、家庭から見ていても、他人から見ていても、とても心地よいものであるのではないかな、と思います。
よい教育を実践することは、教育現場の暗黙の了解に大いに違反することも多く、誠実な先生はご苦労が多いものだと思いますが、最強の味方と理解者、支援者が、生徒自身や、その親御さんになる、という構図が生まれるときに、悪ははびこれなくなるのだろうなぁと思います。 (2007.09.07 09:24:47)
こんにちは。
レベルが違いすぎるのかな、言ってることも書いてあることも理解できないでしょう。大変ですね。 (2007.09.07 15:09:40)
子供は自分で好きだと思えば、言わなくても文章をそらんじてしまうものですね。
息子も甥も大好きな1冊があり、完全に暗唱できますから、びっくりです。 子供にとって何が必要かをきちんと判断していただきたいと思っています。 (2007.09.07 16:02:00) |