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カテゴリ:・・・物語を書く
気にいっているシャツの腋の下が、ほころびました。
プールに行きだして6年目。 体重が、8キロほど、増えました。 肩の周り、胸・背中の周りに筋肉が着いたのです。 それで、シャツが、ほころびたのでした。 以前、やせこけて、声帯筋・呼吸筋が 衰弱し、声が出なくなり、普通の呼吸もできなくなりました。 でも、今は、声も出、普通の呼吸が、できるようになりました。 忙しそうにしている妻に、 「このほころび、縫ってくれる?」と 恐る恐る、切り出してみると、 「今日中なら、良いわよ。」 と言う事で、 いそいそと、又、プールに出かける今日(さん)です。 さて、本日は、表現指導についてです。 20日の研究会にKさんが、下のような資料を持ってきて、 参加者に配布しました。 Kさんは、60歳過ぎの元教員です。 よっぽど、心を打ったのでしょうね。 Kさんとこれを指導した田村 真由美先生とは、面識がありません。 僕もです。 この指導の中に、作文指導ポイントの一つがあると思われますので ご紹介致します。 人に分かってもらう時には、このような表現方法がある という事を1年生に指導していますね。 6年生の『川とノリオ』に次のような表現があります。 ときどき、じいちゃんの横顔が、へいけがにのように、 ぎゅうっとゆがむ。 ごま塩のひげがかすかにゆれて、ぽっとり、ひざにしずくが落ちる。 * とうちゃんが、戦争で殺され、帰ってこないお盆の夜の場面です。 田村 真由美先生の指導とこの『川とノリオ』は、 共通点がありますね。 小学生・中学生の表現指導は、論理的な文章・文学的な文章を意識させて指導して いくと、良いのではないかと思っています。 教科書の読解教材は、そのようになっていますが、書く事の指導も このようにしたいと考えています。 本日のこれは、文学的な表現の方ですよね。 本日のブログ、ご賛同の方は、応援クリックして下さると、うれしいです。 本日、お陰さまで、教育ブログランキング・6位になりました。 皆様に学ばせていただきながら、ここまで来ました。 応援クリックは、下のマークです。1日1回、有効です。 *** 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年 (読売教育賞賞外優秀賞 受賞) 波多野完治さんから、 「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。 残念ですが、絶版です。 しかし、アマゾンの古書で売られています。 公立図書館には、あると思います。 出版社は、再刊をすると言っているのですが、 なかなか、動き出していません。 * 下記にも、ありました。(net販売です) 『小学生の作文教育』 小林喜三男・田村利樹編、明治図書、昭58、2冊 渥美書房 7,350円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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家庭のなかでは、ここまで深く文学を掘り下げて子供と一緒に考える機会はなかったなあと、思いました。
改めて、学校教育の大きな意義を感じました。 母親も、教育のプロフェッショナルになればそれにこしたことはありませんが、全母親がここまでの指導をするには、難しいものがありますね。 しかし、こうした事例を参考に、文学に慣れ親しませるようにするといいと感じました。 今日さんは、運動をはじめて8キロ体重が増えたそうですね。 やせている方は、太りたい場合、単に食べたりして体重を増やしたいと思う方が多いですが、運動によって筋肉をつけるという方法で体重を増やすということにはがんが行かないようです。 そういった意味で、今日さんの体重の増加は大正解と言えますね(*^^*) (2007.10.22 08:17:31)
子ども達の心の美しさに、まっすぐつないでくださるドアのような資料ですね。
あまりにダイレクトに胸を打つので、じっくり読んだら泣きそうでした。 だから、ほんの少しだけ、気をそらしながら読みました。 (2007.10.22 09:12:33)
お体、大事な筋肉がついてよかったですね。
「象列車」はこの地方の先生が書かれましたので感慨があります。東山動物園では象を守りぬくことが出来て象がいなくなった東京の子供たちのため「象列車」が仕立てられたのでしたね。 (2007.10.22 09:33:19)
気持ちを表現する方法に体をつかうなんて驚きの発想ですね。
「かわいそうな象」もそうですが、戦争による被害は人間だけではなかったことを、同じ過ちを繰り返さないようにすることを改めて考えますね。 (2007.10.22 13:33:01)
こんにちは。
感じたことを細かく表現できれば伝わるんです。 (2007.10.22 14:10:03)
かわいい今日先生を見つけた感じで、ほっかほかの気分です。
先生の場合、太った方が良いのですよね。 それにしても衰弱して、声も出ず、呼吸さえも普通に出来なかったとはこれはまたえらいことでしたね。 (2007.10.22 16:40:35)
言葉の教育の中には人間としての本質を育てる働きがありますよね。
いつも“すごいなー”と思いながら読ませて頂いています。 (2007.10.22 18:46:58)
人間だけでなく当時の動物園の動物たちも
被害にあっていますからね。 人間だけが悲惨な目に遭ったと勘違いしている方 多いですから大人でも観るべきです。 返事です 子どもたちの通っている小学校・中学では 日曜参観はありませんが同じ区内でも 一部の小・中学校では日曜参観実施 している学校あります。 (2007.10.23 05:14:20)
逆立ち天子さん
>とても大事なことを学ばせて頂きました。 >ありがとうございます。 >田村先生の豊かな感性と心が窺えます。 ----- * そう言っていただくと、恥かしいです。 まだまだに人間です。 (2007.10.23 10:24:33)
みえこ55さん
>家庭のなかでは、ここまで深く文学を掘り下げて子供と一緒に考える機会はなかったなあと、思いました。 >改めて、学校教育の大きな意義を感じました。 >母親も、教育のプロフェッショナルになればそれにこしたことはありませんが、全母親がここまでの指導をするには、難しいものがありますね。 * ですから、学校でこのような事が出来るようにしたいですね。 >しかし、こうした事例を参考に、文学に慣れ親しませるようにするといいと感じました。 >今日さんは、運動をはじめて8キロ体重が増えたそうですね。 >やせている方は、太りたい場合、単に食べたりして体重を増やしたいと思う方が多いですが、運動によって筋肉をつけるという方法で体重を増やすということにはがんが行かないようです。 >そういった意味で、今日さんの体重の増加は大正解と言えますね(*^^*) * 死にそうになったので、やったのですよ。 ----- (2007.10.23 10:26:14)
tea*roseさん
>子ども達の心の美しさに、まっすぐつないでくださるドアのような資料ですね。 * そうですね。 これは、教育史上に残るものでしょうね。 > >あまりにダイレクトに胸を打つので、じっくり読んだら泣きそうでした。 > >だから、ほんの少しだけ、気をそらしながら読みました。 * 子どもの心が、ビンビン 読み手に響いてきますからね。 ----- (2007.10.23 10:28:17)
ribon5235さん
>お体、大事な筋肉がついてよかったですね。 * 有難う御座います。 切羽詰って、やったのですよ。 > >「象列車」はこの地方の先生が書かれましたので感慨があります。 東山動物園では象を守りぬくことが出来て象がいなくなった東京の子供たちのため「象列車」が仕立てられたのでしたね。 *こどもの心をとらえた作品ですね。 ----- (2007.10.23 10:30:30)
ちいちゃん0156さん
>気持ちを表現する方法に体をつかうなんて驚きの発想ですね。 * 僕も、驚きました。 >「かわいそうな象」もそうですが、戦争による被害は人間だけではなかったことを、同じ過ちを繰り返さないようにすることを改めて考えますね。 * そうなのですね。 今、この被害が、ドンドン語られていますね。 大切な事ですね。 ----- (2007.10.23 10:32:10)
リエさん0037さん
>かわいい今日先生を見つけた感じで、ほっかほかの気分です。 * そうでしょうか。 子どもの頃から、いたずらでした。 今も、変わらないですね。 >先生の場合、太った方が良いのですよね。 >それにしても衰弱して、声も出ず、呼吸さえも普通に出来なかったとはこれはまたえらいことでしたね。 * 頭では、分かっていても、体を動かす事をしなかったからです。 ----- (2007.10.23 10:35:02)
森の声さん
>言葉の教育の中には人間としての本質を育てる働きがありますよね。 * そうですね。 人間つくりですね。 >いつも“すごいなー”と思いながら読ませて頂いています。 * ああ、貴ブログのすごさに、いつも学んでいるものです。 その方にそう言われますと、うれしいです。 ----- (2007.10.23 10:36:48)
エンスト新さん
>人間だけでなく当時の動物園の動物たちも >被害にあっていますからね。 >人間だけが悲惨な目に遭ったと勘違いしている方 >多いですから大人でも観るべきです。 > >返事です >子どもたちの通っている小学校・中学では >日曜参観はありません * やはり、1度は、入れたいですね。 勤務している保護者の為に。 >が同じ区内でも >一部の小・中学校では日曜参観実施 >している学校あります。 * それが、自然ですよね。 忙しいのに、返事ありがとうございました。 ----- (2007.10.23 10:39:08)
大人も子どもも感情が動くと、言葉が溢れてくるのですよね。
だから子どもたちの感情にどのように触れるのかと言うことが、作文指導の大きな入り口なんでしょうね。 (2009.04.05 22:09:26) |