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カテゴリ:文学文の読解
作者の願いをどう読んだか
Nさんは、作者の願を 「誰もが、未知のものにあこがれながら越えずにいることがあるのだ。」 「越えなければならない峠を峠を意識することで、いつかたどりつける道があるのではないか」 「人は、憧れをもっていきている存在なのだ」 と、峠を超えないでいる人にいとおしみをよせている読んでいます。
それを受けたNさんの願を、 作者のその思いを受け止め、どれだけ近づいていくことができるか不安であるが、児童とともに自分お峠を見つめる時間としたい。 卒業を目前にひかえている児童への私の願いを、石垣 りん作『峠』にこめて、贈りたいと思う。 生きていく時、私たちは、様々な「峠」に出会う。容易に越えることのできる峠ばかりではない。むしろ、越えなければ、次の段階に行くことができない、新しい世界に行くことができない峠の方がはるかに多い。」 と、記しています。このような考えで、この授業に臨んでいます。
子どもたちは、 1年生から、いろいろな詩と出会ってきています。 そのような中で、原田 直友作『山から降りてきた人』を学習した時、 「この山は、自分の目標のことで、がんばって、乗り越えて時のことを書いたんだないか。」と発言した子がいて、詩に自分の思いを重ねていくことができるようになった。
自分に引き寄せて読む そこで、この峠も、自分の引き寄せて、読むことができる段階での学習になりました。A君が読み取った書きだしが、下記です。子どもたちは、一人一人自分に自分に引き寄せて、このように読み、書き出しています。 (読みにくいです。このような感じということをおわかり下さい。先ず、全体を示します。)
本日は、詩の指導のねらいを概略的にを書かせて戴きます。 下記は、この詩の前の半分の画像です。少し、読めるでしょうか。
次は、後ろの半分です。
下記の本は、研究会がまとめたものです。
* 学校が、1分1秒を争うほど忙しいという事は、世間で知られてきていますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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詩の授業は大変苦手で、読解するのも苦手でしたし、書くのはもっと苦手でした。
今日さんの日記でこれから勉強させていただきたいと思います。宜しくお願いします。 (2008.05.21 08:39:32)
詩の世界は心の世界と直結していますから、指導も難しいですが、だからこそ大切な授業なのではないかと思います。
詩の世界に正解を持ち込むのは、心の世界に正解を持ち込むのと同じになってしまいますからね。 (2008.05.21 09:13:24)
先祖が遠いみちのくへの旅路で最後にのぼったであろう峠を今、10分もかからずに通り抜けています。
五月の風に葉裏を見せてそよぐ木々の葉を見ながらいつも先祖の視線を感じます。 (2008.05.21 12:33:09)
自分に引き寄せて読む、ちょうどこれを昨晩、読みあわせ(物語文)をやりました。
それが出来たとき、表情が変わったのが印象的でした。実体験と想像力があれば、簡単な事なのかな。 (2008.05.21 19:26:51)
10代の頃、なぜか詩が好きでした。
自分でも恥ずかしい詩をたくさん書きました。 谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」に惹かれました。 ひとつの詩でイメージがぐいぐい広がるんですよね。 (2008.05.22 11:05:33)
詩というものは、活字の少ない分、それを読む人に考える力を与えてくれることですね。
こういう授業のときは、ゆっくりたっぷりの時間を与えてほしい物だと思いました。 (2008.05.22 15:56:03)
みえこ55さん
>詩の授業は大変苦手で、読解するのも苦手でしたし、書くのはもっと苦手でした。 >今日さんの日記でこれから勉強させていただきたいと思います。宜しくお願いします。 ----- * 率直なご意見。要望ありがとうございます。 本日、取り上げさせていただきました。 (2008.05.23 09:30:33)
森の声さん
>詩の世界は心の世界と直結していますから、指導も難しいですが、だからこそ大切な授業なのではないかと思います。 * そうなのでうすね。 思いが凝縮していますからね。 >詩の世界に正解を持ち込むのは、心の世界に正解を持ち込むのと同じになってしまいますからね。 * それぞれの世界を作っていきたいですね。 ----- (2008.05.23 09:32:01)
逆立ち天子さん
>先祖が遠いみちのくへの旅路で最後にのぼったであろう峠を今、10分もかからずに通り抜けています。 * そういうこともありますね。 それと併せて、今の厳しい峠がまた、ありますね。 >五月の風に葉裏を見せてそよぐ木々の葉を見ながらいつも先祖の視線を感じます。 ----- (2008.05.23 09:33:36)
まるちゃん1100さん
>自分に引き寄せて読む、ちょうどこれを昨晩、読みあわせ(物語文)をやりました。 * まず、実行ですね。 良く、おやりですね。 学びます。 >それが出来たとき、表情が変わったのが印象的でした。 * そう、すぐに、出ますね。 それが、いいのですね。 > 実体験と想像力があれば、簡単な事なのかな。 * そう、簡単なことですね。 難しくしてしまっている世の中の動きもありますがね。 簡単。この認識が大切ですよね。 何事もですよね。 これが、本物ですね。 ----- (2008.05.23 09:36:52)
かなにゃん3728さん
>10代の頃、なぜか詩が好きでした。 * 夢がいっぱいの少女でしたのですね。 今にそれが、生きていますね。 ブログに出ていますよね。 >自分でも恥ずかしい詩をたくさん書きました。 >谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」に惹かれました。 > >ひとつの詩でイメージがぐいぐい広がるんですよね。 ----- (2008.05.23 09:38:40)
リエさん0037さん
>詩というものは、活字の少ない分、それを読む人に考える力を与えてくれることですね。 * そうなんですね。 言葉を特に、選びますからね。 >こういう授業のときは、ゆっくりたっぷりの時間を与えてほしいものだと思いました。 *そうすると、子供の思いが、いっぱい出し合えますからね。 ----- (2008.05.23 09:40:19) |