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カテゴリ:・・・抽象漢字の指導
それを大事にして、このブログ、進めてきました。次のコメントもその一つです。これは、『子供と教育』に寄稿したものを引用させて戴きました。 黄色く塗られたところが、コメントです。 このことを、僕の例で言えば、心理学を何人かで、学んでいる時、表象(ひょうしょう)という言葉が、どんどん出て来るのに接しました。 初めて出会う言葉で、何が何だか、分かりませんでした。(恥ずかしいので、聞くこともできません。) 一度や二度ならいいのですが、何度も出てくるので、この表象が理解できないと、そこの文章が、分からないのです。 このようなことがあって、この勉強会には、行く気がなくなりました。 でも、周りの方が、参加するように勧めるので、努力して、続けました。 そのようなことを繰り返しているうちに、1年ぐらいたって、少し、分かるようになりました。見当がついてきたのです。でも、アバウトです。
今、思えば、次のような学習を小学校でしていれば、表象の意味は、このように苦労しないで、もっと、早く、理解できたかもしれないのに・・・・・・・です。 ・・・・・・・・ August 06, 2008
28歳のA先生の「象」の指導の記録です。 ・・・・・・・・・・・・・ T(A先生)・・・では、もう一つの字です。見たことあるかな?(この象の指導の前に、和の指導をしています。。) 板書・・・象を書く。 C・・・仏像のゾウだ。 T・・・うん?音読みでゾウと読みます。意味は、どんな意味かな?どうやってできたか見れば、意味がわかります。 成り立ちの図を見せる
C・・・ゾウだ。 Tそうです。動物のゾウという意味です。どんな象がいるか? C・・・アフリカ象。 C・・・インド象。 C・・・アジア象。 C・・・象牙。 T・・・象牙ってなに? C・・・ゾウの牙のこと。 T・・・ゾウにこんなのあるよね。ジエスチャー。 C・・・もう出ないゾウ。 C・・・あはははは。
T・・・良く知っているね。では、こんな言葉もあるだけど。 板書。旅の印象を、作文にまとめた。 T・・・読んでみて。 C・・・旅の印象を作文にまとめた。 C・・・印は、しるしっていう字なんだけれど、なんだろう。旅の印象って? C・・・象がいたんだ。 T・・・じゃあ、動物園に行ったっていうことかな?(ここのA先生の返しの言葉が、光っていますね。) C・・・ちがう。 C・・・思いでみたいな・・・・。 C・・・違う意味があるんだ。 T・・・そうです。象には、動物のゾウとは、違う意味があります。象は、大きいものの代表になる動物なので、『すがた』という意味に使うようになりまいした。 象には、モノの形や姿という意味があります。 A先生が、この日常語・抽象語の指導の大切さを主張するのは、次のようなことからのようです。 「漢字の学習が不十分な子」・「いつか分かるだろう」と放っておかれた子は、漢字語が多いい教科書の授業は、外国語で授業を受けているいるようなものです。」 ・・・・・・・・・・・・・・ コメントの「現象になぜ、象(ゾウ)が使わるのか、今でも分かっていない」は、僕もそうだったのですね。それを気づかない僕だったのですね。 とにかく、抽象語って、大事な役割をし、僕のようにその勉強をやめるか、続けるかの原因になることもあるですね。
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