カテゴリ:フランスの店
さて、マルク・ベイラの二回目です。
※一回目はこちらから 続いてペペロネ・ドルチェのパスタのエスプーマ仕立て。 パルメザンチーズのアクセントが濃厚! 以前のチーズのパスタがこれになったと思われる。 ここでテーブルに奇妙なカトラリーが置かれた。 桑の形をしたフォークだ。 ここまでオリジナルにこだわるか?? そして、ついに、注射器の料理、登場! レジス・マルコンにして、 「料理に注射器など必要ない」と言わしめた料理だ。 卵の黄身に突き刺す。 それをパンと、内側にがりがり砂糖の焼き菓子?に つけて食べるというもの。 やはり、対比! がりっとくる砂糖にこの酸味が確かにマッチしている。 ここでハーブの魔術師登場! やはりハットは欠かせない。 写真を撮りたいというと、快くオーケー! 「はい、チーズ!」 「おい、おい、ちゃんとフラッシュ焚かないとダメだ!」 と、ベイラ氏。 彼は、自分の商品価値がわかっている。 焚かなくて撮れる高性能デジカメだが、やむを得ず設定変更し、 「はい、ポーズ」 何度も何度も、握手をしているベイラさんであった! さて、料理はここから、ガラスを使った食器で提供されていく。 内装との融合を考えているのだろう! すべて、この店オリジナルだ。 まず、はけでソースを塗る淡水魚と パルジャーノ・レッジャーノのリゾットの団子だ。 うむ、これは普通にうまい! 次がスープに変身のチーズだ。 この、スープ皿素敵のひとこと! それをスモークした松ボックリで食べるのだ。 チーズと松ぼっくりで、鰹節のような味と風味に変身!! 続いてスモークした木の上に載せた鱒。 皮がくるくると巻いてある。 その中に、野菜が入っているしかけだ。 葉っぱのようなガラスの食器が鮮やか! そこに試験管に入った、 酸味の効いたソースをかけてくれるという嗜好だ。 次も試験管。 布に包んで蒸し焼きにしたパーチに、 赤い茎の歯ごたえのあるハーブ添え。 まるで、実験室のよう・・・ 続いてがエクルビスのフォンデュスタイル。 ガラスの窪んだ皿に、ピンチョスをつけて食べるというもの。 次がオマール食べ比べ。 三角形のガスの器に、甘さのグラデーションを対比して食べる。 「う、あまー」 と、滝沢さん。 口直しが、 白チョコみたいな、バターに包まれたアーティチョーク。 「ひしゃくで一気にお召し上がり下さい!」 「は、ひ、ふ、へ、ほ~」 そしてきのこの香りのマッシュポテトが出て、 次が、また奇妙な瓶詰めにされた、 マンゴー・ジュースのようなソーダ。 これをタンブラーに移して飲む! もはや、???? そして、いよいよメインディッシュ。 私は鶏のパイ包み焼き、香草風味、 滝沢さんはカカオ風味の牛ヒレ。 牛ヒレは、甘さを抑えたチョコレートをのせると インパクトが出るしくみ。 鶏 こちらは滝沢さんの頼んだ牛 そして圧巻は、デザート! ヨーグルトに変身していた。 ティラミスの微妙な食べ比べ・・・ ティラミスとコーヒーのムース 対角線に二種類一緒に食べると ティラミスに変身するという仕掛けだ。 「何種類出るんだ、この野郎!」 ととなりのおじいさんがうんざり顔で 私に目線を送っている! マルク・ベイラ劇場は驚きで幕を閉じたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.23 18:32:17
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