テーマ:暮らしを楽しむ(384593)
カテゴリ:フランスの店
大久保一彦がリクエストにお応えしてアヌシーの怪人
ジュネーブから高速道を30分ほど南下したところに アヌシー湖がある。 おいしい店紹介の人気blogランキングはこちらから アヌシー湖は、フランスの隠れた避暑地として名高い。 運河の中を通り、街並みも綺麗。 その湖の北側に三ツ星レストラン オーベジュ・レリダンがある。 ここのオーナーシェフ マルク・ベイラ Marc Veyratは スパイスの魔術師として知られている。 マルク・ベイラ氏はいつもシルクハットをしている。 ドアを開ける農家の民家風の内装が広がる。 そして、その横には売店があり、売店を通りぬけると、 地下に通じる階段がある。 もう、ストーリーは始まっている。 まず、麦穂がうまくディスプレイしてある。 一段、一段、すると水の音が聞こえる。 そして、木の階段を降りきるとそこには、 民家風の内装が広がる。 石に木材、その下からシダが除く・・・ そして、湖は光の演出がされており、 大きなガラスがひときわ目立つ。 民家風でありながら大きなガラスと融合している。 そして、いたるところに植物のぬくもりが・・・ 着席して、おもしろいなと思ったのはテーブルに、 グラスが斜め一直線にセッティングされていること。 「うむ、期待できそう!」 まずはグラスシャンパンでのどを潤す。 テタンジェ85年、シャルドネだけで作った珍しいシャンパンだ。 そのシンフォニーなるデギュスタシオンを注文。 デギュスタシオンとは新婚旅行など一生に一回しか来店しない お客様に、自分の味を体験してもらうためのメニューである。 そして、早速、アミューズが・・・ しかし、このアミューズは違う。 食べないアミューズなのだ。 香りをかぐだけ! ローズマリーのアロマテラピィか? 五感を刺激しようというのか・・・ 私たちはサボアのワインを頼むことにした。 プィイ・フィッセのデミと赤である。 サボアのワインとて安いわけではない! おどろき・・・ (その後に訪れたレジス・マルコンはなんと割安に感じたことか・・・) 続いて、パレットに乗ったアミューズが登場する。 ハーブづくしだ。 特に印象的だったのが内装にあしらっている シダがスープにあしらってあることだ。 なんとも不思議な味わいだ・・・ で、パンのワゴンサービスが、 木のワゴンで演出されたパンは まさに「できたて」って雰囲気が漲っている。 三ツ星レストランの演出は、パンのサービスまで及んでいる。 トータルコーディネートの場合、部品ひとつ欠けてもだめなのだ。 一貫性が必要だ。 陰干しのワインが提供された~ これってデザートワインじゃん??? これいきなりは・・・ 何でも、一皿目のフォアグラに合うとか・・・ そして、フォアグラだ。 この料理に非常に合うというのだ。 泡立てた玉子フラン~クリームの茶碗蒸しのような一品。 がりっとくる岩塩はまさに脳ポイント。 少し塩味が強いが、陰干しのワインの甘味が和らげてくれる。 その横に添えているのが、フォアグラのソティである。 このソースアニス風味のビネグレット・オイルだが、 陰干しのワインと香りの微妙な対比ができる。 二皿目が野の恵み食べ比べだ。 人参・・・ラズベリーのソース アーティチョーク・・・胡桃のソース トマト・・・ピスタチオのソース 「????」 (うむ、段々、難解な料理に入ってきている) 対比、対比、対比・・・ この続きはこちらへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.28 09:23:17
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