テーマ:がんばれ旦那さま(594)
カテゴリ:経営者のための連続コラム
開業を夢見て私の門をたたいた人の多くは、
「どこで商売をやったらいいですか」と尋ねます。 その答えに対して、多くの場合、 「そうですね、原子力発電所のそばがいいんじゃないかな」 と、答えます。 「また、先生冗談言って」と笑う人もいますが、 半分本当です。 なぜなら、原子力発電所が稼動さえしていれば、 隔絶した場所に、かなりの見込み客がいます。 何もないような場所では、商売の技術は要りません。 このことを私の恩師でキッチントマトという繁盛惣菜店を 経営していた古田基さんは、 「東京のど真ん中でやることは甲子園の本大会で野球をするようなものだ」 と、言っていました。 確かに、どこかで実績を上げたりして自信があるから、 東京の一等地で商売をやる人は多いわけで、 東京のど真ん中で商売することは見込み客こそ多いのですが、 甲子園の本大会で野球をするように熾烈な勝負に勝ち抜くこと意味するのです。 どこに店を構えるかは小商圏化が進む中で重要になっています。 出した場所でお客様の利用動機が変わってしまいますし、 競争相手の状況も変わってしまうからです。 そして、店の出した場所によってお客様の文化度も違います。 そうなるとやりたいことまでたどりつくのに時間がかかります。 時間をかけて文化度をあげて、理想に近づけてないといけません。 そして、それまで、お金が続くように資金の手当てをしないといけません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.13 12:41:48
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