カテゴリ:海外視察
タイは人口が増加して所得も倍増しております。現在4万バーツ(日本円で12万円~13万円)。税金の少ないタイは可処分所得が高いと思われます。低賃金の労働者を活用したいメーカーにとって賃金上昇というのはあまり良い要素ではありませんが、外食産業における可能性を強く感じた次第です。今回、フィーチャリングの商談をしました『Ochaya』はパラゴンのあるサイアム駅のコンコースで一日40万バーツ(120万円~130万円)の売上です。
平日でも夜のレストランはどこも満席。ものすごい活気で、かつての日本を思い出します。 また、タイはタイ語という参入障壁があり、容易に参入できません。 そんな中で、『8番ラーメン』『Coco壱番屋』は成功しております。 日本では成功が伝えられている『丸亀製麺』『大戸屋』は私の目には成功しているようには移りませんでした。タイでのマーケティングのプライオリティはPlace⇒Price⇒Product⇒Promotionの順です。日本贔屓でショッピングセンターでは日本レストランと日本風レストランが60~70%が占めております。しかし、日本風が求められているのであり、純粋な日本食はまだ求められてはいないようです。 タイ人の食事は醤油辛いものは好まず、甘い+酸っぱい+辛いものが好まれます。そのため価格も高い『吉野家』はかなり苦戦している印象でした。 ただし、パンなど共通性が高い商材は少しずつ商品に移っている印象です。『Bread Talk』の成功は参考になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.19 23:33:04
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