カテゴリ:大久保一彦の二つ星と三つ星の間
《西光、再考しても最高!》鮨西光(札幌市)
“飲食店のための勉強代行業”の大久保一彦は、札幌で鮨の御勉強です。 と言っても今日は、スケジュールが見えませんでしたので、19時、これから店探しです。 食べログで鮨×薄野で検索してランキングを出して、25番目くらいらから行ったことのない店を、顰蹙ではありますが、(すいません)かたっぱしから電話します。 ※ルールは10コールして出なかったら諦めるです。さあ、見つかるか??? しかし、・・・、電話に出る店はありません。 無理はありませんね。「こんな時に電話する?」って自分でもおもいやんすからにゃ。 ついに、3位までだめ。あと二件です。 一位の『ひでたか』は過去3回振られています。 2位の『鮨西光』に電話します。 ぷるるるるるる・・・ 「ありがとうございます。鮨西光の西牧です!」 「あのー、一人なんですが、本日、どこかの時間で予約できますか?」 「21時過ぎなら大丈夫です。ただし、宴会が入っておりますので、ネタが少なくなるのはご容赦ください」 「問題ないですよ」 「好き嫌いはありますか?」 「ありません」 「できる限り、ネタをとっておきますから」 ミシュラン三ツ星の『田なべ』の時もそうだったが、忙しい時間に、このような対応ができる店で外れたことはありません。忙しいときにこそ、根にあるマインドが出ます。 この段階で、食べログの点数は間違いないだろうと確信。21時過ぎが楽しみになりました。 薄野の東横インの反対側のわりかしいい場所にはあるのですが、店の場所がこれまたわかりにくいですね。 ビルは『西鶴』と派手な看板の店の横を入ります。 一階ですら、わかりにくいのですが、地下一階のとてもコアな場所にあります。 ![]() 店内に入ると密着系のとても社交的で笑顔が絶えない店主の西牧さんがお出迎えします。 店内でサービスしてくれる女性スタッフもとても感じがよく、繁盛しているのが手に取るようにわかります。 ![]() お通しはなんとかネギとふぐ?のヌタ。 ![]() 刺身 赤しま海老、メジカ、戸井の鮪、鹿児島のさより、鯖などがのっています。 ![]() 札幌の寿司屋で唯一おいているというメジカのハラス、うまいです。 ![]() 厚岸の牡蛎の酒蒸し ![]() トラフグの煮こごり ![]() オホーツクの蛸 ![]() 静岡より花山葵 ![]() 茶碗蒸し 卵を持った帆立、原木の巨大椎茸、ユリ根などが入ってます。 ちなみに、私の会員さん向けに配っている、『四方よし通信』の次号は「消費税増税は茶碗蒸しで勝て!」です(笑) ![]() 【握り1】鮃 活〆の鮃を薄く二枚スライスして重ねて、縁側を包みこんでいます。 ![]() 確か知床の小ぶりだが生のタラバガニ 鮮度がいいので焼くと殻がきれいにとれる ![]() 【握り2】 戸井鮪トロ ![]() 【握り3】 ボタン海老 ![]() 【握り4】炙ったキンキ ![]() 【握り5】毛蟹 毛蟹をほぐして蟹ミソと敢えてあります。 ![]() 【握り6】野付の帆立 塩 4年生 ![]() 【握り7】 沼島の鯵 ![]() 【握り8】雲丹 ![]() 白子とふのりの椀 ![]() 【握り9】穴子 ![]() 【握り10】大浦の小肌 ![]() 【握り11】 米沢牛の細巻 ![]() 【握り12】香川のとり貝 ![]() 【握り13】野付の帆立 醤油 ![]() 江差の卵 鮨西光 北海道札幌市中央区南五条西3丁目 N・グランデビル (旧 第4グリーンビル) B1F 電話 011-511-1544 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.03.07 08:31:56
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