テーマ:グルメな仕事(994)
カテゴリ:今日の大久保一彦のしごと
JAがらみの仕事が入って以来、なぜか突然、高崎、前橋方面に来ることが多くなった。
今日は、打ち合わせをかねて『ナチュラルダイニング アルコバレーノ』のレポート。 私が思うにピザは二種類ある。 ピッツァとピザだ。 もともと日本へはアメリカの食文化としてのピザがまず入った。 アメリカ経由のピザはタレ(ソース)とトッピングで食べる。 ここにピザーラが日本風にアレンジして成功した。 だから、宅配ピザはソースのバリエーションが多い。 しかし、最近は記事をナポリタイプ、食べ方は日本風、というものがおいしいと言われるようだ。 ピッツァは記事を食べる。 ミラノで通訳がいった「具は残してもいいが、生地は残すな・・失礼だ」 これは文化の違いだ。 日本人にとってピッツァの具とソースは炭水化物を食べるためのおかずにすぎない。 ちなみに、イタリア人は一枚のピッツァをフォークとナイフで切りながら食べるか、アメリカ人は一切れ売りである。 さて、この郊外にある大箱のこの店『ナチュラルダイニング アルコバレーノ』という店名はマーケティング志向が感じられる店舗だが、どうでしょう。 ![]() 入口は高級感があり、何か高そうな雰囲気がある。 これにより、ターゲット外の男性(われわれのようなおっさんのフリー客)を排除しようという狙いか。 高崎はスパゲティ店が多い市場なので、そうやって店の雰囲気を維持しようと狙ったなら凄いが・・ ![]() 昔、アメリカでブリンカーのやっている『マカロニグリル』をよく視察したがそんな雰囲気。 テーブルを結構詰め込んでいるが、それによってカジュアル感が出ている。 坪1.5席くらある印象だ。 この広い空間、個室感を出しながらうまく広く見せている。 その秘密はテーブルの配置とガラスの間仕切りだろう。 ナイスですね。 ![]() で、メニューを見ると店名のショルダーの意味がわかる。 意外と安い店だった。 ![]() メニューはいろいろあるが、結局はセットへ流し込もうという狙いなのだろう。 ファーストコンタクトは丸暗記のコースの説明に時間を費やす。 わからなくはないが・・ まあ、ほとんどの人はメニューを選べないし、しゃーないか。 ![]() 女性がターゲットちゅうこっちゃね。 ![]() 前菜盛り合わせにはふたつの価格設定があった。 何が違うか聞くと、イタリアの生ハムなどが入っているかどうかの違いだそうだ。 そこで高いほうを注文した。 ![]() スタッフにおすすめを聞いて注文したピッツァのスモークサーモンとアボガドのピッツァ。 昔、ビバリー・ヒルズの『スパゴ』でウルギャングパックの裏メニュー「スモークサーモンのピッツァ」を食べたがあれに似ている。 あのピッツァはサワークリームとスモークサーモンとカリカリのケッパーだったと思うが感動した。 組み合わせの妙だが、こちらも悪くない。 ![]() パスタもおすすめで、トマトベースのパスタにモッツァレラにジェノベーゼをかけてある。 ちょっと合わせ技だが、パスタも悪くない。 この店の利用頻度を考えるといいだろう。 それなりに考えて店を作っている様子。 結婚式の二次回も多い立地やし、ええんじゃないの。 ナチュラルダイニング アルコバレーノ 群馬県高崎市高関町字北沖317-4 電話 027-327-6678 ナチュラルダイニング アルコバレーノ (イタリアン / 高崎駅(JR)、高崎駅(上信)、南高崎駅) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.01 09:08:31
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