テーマ:日本料理(368)
カテゴリ:世界のベストレストラン&ホテル100
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦はただいま食べログで人気急上昇の『日本料理たかむら』でお勉強でございます。
外は竿灯祭りの練習をしており、素敵な風情です。 “うどんが主食”さんがお気に入りのようで、それは、こちらの店主の高村さんが『『太古八 (タコハチ)』で修業されていた関係かな・・ 私にとっても『太古八 』は十年住んでいた目白にある知る人ぞ知る店でなつかしいですね。 その親父さんも倒れられ、一度は復活しましたようですが、今はどうなっているのか・・ 目白の時代、嫁と暮らし始めた雑司ヶ谷、ああ懐かしいですなぁ。 さて、高村さんがこの道に入ったのは、赤堀さんの学校に通っているときに、『太古八 』の親父さんが学校に“調達”に来たことがきっかけだそうな。なんでもロビーのベンチで根いていたところトントンとたたかれて、「君~、和食に興味ないかね」と声をかけられ、そのまま、日本料理に人生を捧げたとか。 老舗『太古八 』で板長になり、15年前この店を開いたとのことです。 高村さんは『太古八 』の料理を守り続けていきたいとおっしゃっています。 さて、店内に入ると私と同じ横浜出身の美人おあかみさんが、感じのよいサービスをしてくれるじゃん。 まずは、こちらからですね。 日本酒 “青春ノヤマト” 八寸 海老のつや煮とんぶりのせ、からすみがのった衣かつぎには大徳寺納豆が入っています。 男鹿椿漁港から800g越えのクロアワビ。味が凝縮してうまい。 今回のは男鹿椿漁港ですが、私も知りませんでしたが、にはメガイアワビやマダカアワビの大物はもちろん、私の師匠長山さんが使う特クロアワビもとれるそうだ。 金時草、おくらなど 日本酒 “美酒の設計” 150年前の輪島塗で 椀 宮崎のゴールドラッシュのすりながし じゅんさいをあしらってこの食感がいいですね。 アクセントが卵黄です。 お造り 八森漁港のチュウボウ赤身、男鹿の墨烏賊など ああ、残念・・・ 写真忘れてしまいました。 焼き物 五島のマナガツオの幽庵焼き 前盛り 地蕨 煮物 冬瓜、焼きナス、ズワイガニ 日本酒 秋田湯沢の両関 名物? 男鹿船川港の殻雲丹、五色あられ 揚げ物 桑名の蛤の天ぷら この時期の蛤は卵を持ちうまい。さすがです。 しらすのご飯と汁は鱧のそうめん 決して派手な料理ではありませんが、丁寧で高村さんの思いが伝わってきました。 「秋田にはいい魚がありますが、そのようなイメージがない。秋田にいい魚や食材があることを知ってもらいたい」、そして修行先の「『太古八 』を守りたい」という高村さんの思い素敵ですね。 秋田で回転寿司をフィーチャーしていたときに私もそんなイメージを持っておりました。 私ももっと産地を回ってもっと勉強しないといけませんね。 私はもうじき50歳ですが、まだまだ勉強は続くことを実感させていただきました。 非常に勉強になりました。 新しい師匠に感謝合掌。 日本料理たかむら 秋田県秋田市大町1-7-31 電話 018-866-8288 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.12 11:40:21
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