テーマ:デリシャスなおすすめ!(830)
カテゴリ:大久保一彦の二つ星西日本
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は名古屋に来ております。
今日は、レセプションに行けなかった、本日オープンの『和牛焼肉じろうや 介 wagyu&sake』でお勉強ですね。 こちらの店のコンセプトは和牛と日本酒のマリア―ジュと。 和牛はまず東海エリアが誇る“飛騨牛”、それも赤身のうまさで飽きが来ない肩を主体に品揃えされています。 そして、東京は六本木から“予約のとれないレストラン”で名高い『旬熟成』から赤城和牛。 それもこの赤城和牛は青かびをつけて60日以上“発酵熟成”させた逸品です。 強風をあてて表面を乾かし“自由水”を抜くドライエイジングは改良された脂肪を酸化させるため熟成には向いていません。 この青かびによる熟成は、乾燥工程をせず、独自の青カビを菌付して、その青かびの菌糸が筋繊維に入り込み自由水の脱水と熟成をうながす、いわば“熟成”というよりは、納豆の“発酵”のような手法。 これにより脂も水溶性の脂質に昇華して、きれのいい脂になるというメカニズムらしい。 日本酒は、日本酒専門店でも入手困難な萬乗醸造の“醸し人九平次”がほぼフルラインで品揃えされています。 その他にも、“醸し人九平次”で修業された“澤屋まつもと”や菊姫、仙禽(せんきん、貴などあります。 今日は“美食家”ジェームズオオクボのために、室料が1,000円の6人部屋の完全個室が用意されており、こちら食事をする模様です。 ポテトサラダやキムチ、きゅうり味噌のおつまみを頼んで、こちらの目玉、“醸し人九平次”を飲みましょう。 まずは、“醸し人九平次 山田錦 (EAU DU DESIR)純米大吟醸”にします。 うわっ、酸がよくてお肉あいそうですね。 飛騨牛は盛り合わせがいいでしょう。 “飛騨牛の階段”(本日の飛騨牛特選盛り合わせ)です。 肩、うで、ざぶとん、ハラミ。 うーん、私のような人間にはうれしい盛り込みですね。 噛みしめるほどに味があります。 二杯目のお酒は・・ “醸し人九平次 雄町(おまち)純米大吟醸” こちらは優しく酸が広がる感じです。 うすはりのグラスがいいですね。 雑味が出ないらしい。 山武牧場の飛騨牛サーロインのすき焼きをいきましょう。 くるくる丸めて焼いて、中をレアにするのが“ツウ”の食べ方ですね。 三杯目のお酒は・・ “醸し人九平次 Randez-vous 純米大吟醸” 続いては、『旬熟成』の青かびづけして発酵熟成させた赤身いっちゃいます~ 両面を目の前で焼いたら、ブラックボックスでジューシーに焼くのだと・・ この香り、味わいがすごい!や・ば・す・ぎ・ま・す。ウヤッホー! お酒は“醸し人九平次別誂(べつあつらえ)”でしょう。 名古屋コーチンもいっちゃいましょう。 皮目の名古屋コーチン独自の香りと食感たまりません。 やばい。 最後のお酒は、“醸し人九平次”のフラッグシップ100%自社栽培米の“黒田庄に生まれて”でしょう。 これはうまい。 5月くらいからの限定品です。 塩ミノを食べて・・ 〆はすだち冷麺。 “醸し人九平次”の酒粕のアイス。 あとはパート・アルバイトさんのサービスの向上ですね。 オープンしたなので、更なるバージョンアップに期待します。 名古屋にくる楽しみができました。 ヤッホー! 和牛焼肉じろうや 介 wagyu&sake 愛知県名古屋市中村区名駅4-5-15 コスモス名駅イースト3F 電話 052-533-5771 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.02 12:36:12
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