テーマ:中国料理(138)
カテゴリ:大久保一彦の二つ星と三つ星の間
≪センス良く、コスパ抜群≫東京チャイニーズ一凛@東京、新富町
~花山椒が効いた酔っ払い蟹のタレがうまくって、シシャモの春巻きで盛り上がる、 センスの良い、コスパ抜群の店~ ちょい怖い“The San-Pai業者のMats4”氏から、新富町の裏路地に呼び出しがありました。 何やら、怖い商談かと思いきや、「うまい中華あるさかい」ということで、『東京チャイニーズ一凛』に闖入です。 今日は、紹興酒(正確には老酒)に合わせて料理を提供するということで、お手並み拝見。 まずは料理長が挨拶。最近流行の顎鬚で、まだ若い。 彼の“えこだねこ”さんも絶賛していた中華、さていかに・・ まずは、酔っ払い蟹、内子がうまい。 タレは花山椒のアクセントが効いており、うまい。 この酔っ払い蟹に合わせて、白酒、原料がコーリャンであることから、高粱酒(カオリャンチュウ、gāoliángjiǔ)とも呼ぶ。くるー!けど、酔っ払い蟹に妙に合います。 よだれ鶏、白レバ入り。こちらに合わせて上海老酒をロックで。 ペアリングはクリアーな味わいの老酒です。 鶏だしで炊き上げた塩味の鱶鰭。 岐阜の『開化亭』古田さんの鱶鰭のような雰囲気。 こちらは炊き上げている分、シズル感と味わいがありますが。 ペアリングは浙江省の紹興酒。 続いては、生姜の味わいの老酒が出てきます。 色は濃く、どろっとしていますが、生姜の味わいで甘いです。 合わせるのは、粉を打って軽く油通しして、生姜で炒めた牡蛎です。 厚岸の牡蛎を使っています。 老四川の牛の水煮をオマージュして作った羊の水煮。 羊の獣臭が本場っぽいですね。 パクチーがあいます。 こちらにはすっきりした紹興酒をペアリング。 シシャモの春巻き。 こちらも『開化亭』で食べた“鮎の春巻き”に似ています。 あちらは、鮎を別々に調理して最後に一緒にしていましたが、こちらはシシャモを揚げきった仕上げです。 本シシャモのふっくら感がうまく出ていて、センスのよい印象です。 こちらには薫香の効いた老酒をペアリング。 “えこだねこ”さん絶賛の白子入り麻婆豆腐。 ご飯に合います。 何気に、練馬や高田馬場の『口福』も良い勝負かも。 汁なし担担麺。 平打ちの麵が特徴的。 これも、何気に、練馬や高田馬場の『口福』も良い勝負かも。 金華ハムを使った上湯スープ。 “えこだねこ”さんも食べていない紹興酒のプリン いや、驚きのコスパ。これは、予約が取れなくなるのは時間の問題だにゃ。 東京チャイニーズ一凛 東京都中央区築地1-5-8 樋泉ビル 1F 電話 03-3542-6663(お問い合わせにはジェームズオオクボのブログを見たと言うとスムーズではありません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.12 17:42:19
[大久保一彦の二つ星と三つ星の間] カテゴリの最新記事
|
|