テーマ:フレンチ(280)
カテゴリ:東京のうまい店
《東麻布の隠れ家》レストラン ローブ (Restaurant L'aube)@東麻布
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は麻布に出没しております。 今日は猫番長からかきおぶたの招集があったので、オープンして間もないこちらに出没してみます。 選んだのは、ランチ(土日のみのようです) 調和 6000円を。 まずは、熊本の野生のブルーベリーと岡山の白桃、鎌倉のハーブのシロップで割ったウェルカム・ドリンクから。 アミューズは、青海苔と米の薄いチップス イワシとイタリアンパセリとハーブのパートフィロ と野生のハーブのシャーベット 前菜は三種。鎌倉野菜を押しているようです。 鎌倉には土着品種はなく、直売場に納めるために少量多品種になり、珍しい品種を数多く育てるようになり、有名になったようです。 鎌倉野菜については下記参照。 http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201111090000/ 前菜1: 鎌倉野菜 ハーブ アンチョビ、オリーブオイル、レモングラスのソース 前菜2: フォアグラのコンフィ 無花果 松の実、赤紫蘇、パンデピスと共に 前菜3: 土佐ジロー卵 きのこのソースで、オーストラリアのトリュフを振りかけて(+ ¥1,200円) スコッチエッグのような瓢亭たまごのような、違うな・・ メインは、夏鹿のロースのロースト クールジュ(バターナッツ)赤ワインとブラックペッパーのソース 自家製のブリオッシュ デセールは朝採れのごちそう茄子ということで、鎌倉野菜の茄子押し。 タイムオレンジのマーマレード、チョコレート、黒オリーブと共に かつて、来ヨールに行ったときにミッシェルブラスのすすめで行った『Hotel Auguy 』のメインダイニング(一つ星)のデセールが茄子のミルフィーユで10年くらい経った今でも印象に残っています。 こちらは、意外性や「!」的なおいしさに欠けた印象です。(あくまでも個人的な感想) 小菓子はガナッシュ4種(紅茶、抹茶、ミント、塩キャラメル) 中目黒のCAFE FACONの水出しアイスコーヒー (エチオピア豆 深煎り) どの料理も軽いタッチでおいしかったと思います。 一方、ある意味、万人受けする料理という印象もあり、アイデンティティに欠ける印象も受けなくなく、遠方からの吸引はどうかというのがコンサル目線。まあ、十分補うロケーションだと思います。 ワインのペアリングをして2万円弱。特に近場であれば悪くはないですが、コスパはどうかにゃん。 こちらに2回行くか敬三シェフに1回行くかとなったら、敬三シェフのところに行くな・・というのが、あくまでも個人的な感想でした。 これが単価設定の難しさということなんでしょう。 レストラン ローブ (Restaurant L'aube) 東京都港区東麻布1-17-9 アネックス東麻布 2F 電話 03-6441-2682 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.12 17:19:57
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