テーマ:山野草を食べよう!(291)
カテゴリ:大久保一彦の野草のワークショップ
村上先生の野草のワークショップレポート
昨日、本日と上毛町で村上先生の年一回の野草のワークショップに参加してお勉強してます。フランスではMARC VAYRATから始まり、ラルページュのアラン・パサッール、パスカル・バルボなど、今や星付きレストランで必須になっている野草を使ったテロワールの表現による、ニュークリエーション。一昨年、プロバンスでのフランソワのワークショップに参加後、エマニュエル・ルノーの『Flo con de sel』に行き、日本での可能性を確信し、その後、出会ったのが村上先生でした。てなわけで、これから、皆さんのお役に立ちますよ。 (1)七草 ~現在の日本では、カロリーを取るための食事はしなくて十分 健康を維持するために食事をする そのため最低ラインが春の七草、秋の七草 病気になってからだと時間がかかるから早めに取るのが春の七草であり、秋の七草である (例)秋の七草 通常は花を楽しむと言われているが食べるためにある 薄 葛の花 肝機能障害に効く 肝硬変くらいまで効く (2)ジュースにできる薬草 ・イタドリ 飲めば食中毒がなくなる 山登りでイタドリのジュースをコップ一杯飲むと 痛みを抑えることができる 回復力をたかめる 梅肉エキスと同じく抗菌性が高いので、 何年でも置いておける。 お腹がいたときに飲む 皮を剥いてしまうと薬効がなくなる。 ・イノコヅチ “ひっつき虫” 桑の実を使ったお酒 そうじん酒だが 桑の実より昆虫変態ホルモンがあるのがイノコヅチ ・竹 体の痛みは無くなる 栄養面を考えると、私たちは筍のカスを食べている 筍のジベレインという酵素、焼けば食べられるが、煮れば食べられない (3)食事はミネラルをとるためにある ・食料難のときと同じようなことをしていると、食事制限が必要になる ・食事はミネラルを取るためにする ・ミネラルの意義 熱が出ることは良いことで、肺炎菌は熱を出すことで死ねる 熱を出すにはミネラルが必要 (4)有効な野草 ・メナモミ 血栓が全部溶ける キレン丸 炭酸を入れたときの泡はサポニン 牛乳で溶いておくと泡立たない 苗か種をもらって植えておくこと ・紫蘇 ざく切りにして岩石揚げにして食べる ・スベリヒユ イボを取ることができる 内表のイボ =腫瘍を治せる ホットサンド、挟んで熱を加える ・葛の花 くずの花の花酒を造るとき発酵を止めることが出来ない アルコール発酵→酢酸発酵で酸っぱくなる 砂糖を入れてかき混ぜて二、三日置く 日本と中国では植物が違い薬効が違う、その代表が葛 肝機能を活性化するのは日本の葛 元に戻す力がある ※芽をおると白い汁がでる 白い汁がでるものは体によい 黄色い汁は良くないものが多い ウコン、アシタバ ・ハコベ 野菜、食べれる部分を栽培した、 野草は自分で食べられるところを選ばないといけない。 ハコベ塩 乾燥法 上にキッチンペーパーをおいて、 電子レンジを何度もかける クロロフィルは光に弱い 光を通さない容器、低温保管 牧野植物図鑑 ・アラビアコーヒー 以前はコーヒービーンズにして焙煎していた 果実を着けて焙煎している ・ビナンカズラ 粒をとって潰して裏ごしして煮詰める (5)ワーク ・屁糞カズラ ・枇杷 ツルツルした方を体に貼る 少量なら体を突き抜ける 突き抜けると体の悪いものを無くす 蕾が着いたら切って、音質栽培する ・ツワブキ 火災の時の消火に使う ・カラスウリ 煎じた種は咳を抑えることができる ・オオバコの実をとって炒めてふりかけ 腎臓に良い ・銀杏の樹皮を取ったその日に剥いて煎じる 顔を洗うと一週間ですべすべに 葉には毒素 黄色いを木からとりみかんのネットに入れると 穀象虫を除去できる 銀杏の落ち葉の下には虫がいない →死なないけど逃げる ・唐辛子 ・桑 人間が最初に食べた植物 ・キクイモの花 背の高い黄色い花 ・アカメガシワ 新芽の赤いところなら、胃潰瘍などに良い 天ぷら 美味しくない ・片栗は澱粉粒が小さいから美味しい 最上 20ミクロン 粒子が大きいと味蕾に落とし込めない。 ・彼岸花 リコリンという水溶性の有毒成分を洗い流すと食べることができる ・くず粉はじゃが芋澱粉に振動をかけてつくる ・アレルギーは植物の持っているミネラルで治せる ・イヌビワ 実はタンパク分解酵素を持っている 乳がん、子宮癌 ヒヨドリ 縦の線の入った猿の腰掛け 胃癌 きのこは癌をつくる効果がある、 だから、注意 オナモミ 代謝を悪くする毒 メナモミとは違う 薬草茶は炒ることで成分が出る 少しでも炒れば熱湯を入れれば成分が出る ただし、下痢する成分などを炒るとマイナス 最後は夕食交流会 試作中 野草の水餃子 ハコベとスベリヒユのサラダ ツワブキ蒸し 参考までにフランソワのワークショップはこちら ・初日はこちら ・二日目はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.18 19:08:18
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