カテゴリ:大久保一彦のひとこと情報
立冬の連続講座 2-2 商品力でお客様作りの方法は変わる
~会報2011年11月号より 商品力でお客様作りの方法は変わる 私がコンサルティングする場合、まず、箱を見ます。 「わざわざ来店する古民家のようなものなのか、軽装備で気軽に来る店なのか?」「駐車場はあるか、ないか」それによって商圏が決まるからです。 そして、その店の商圏を見ます。 一般的には極めて高い商品力が無ければ、商圏は移動時間で5分~10分です。徒歩商圏なら350メートル、車なら1~2キロメーターです。次に、「店の商圏にいい導線(消費する人の流れが)があるか?」を見ます。これらの要素は、商品力がない店にとってはとても重要になるからです。そのうえで、商品力やスタッフによるサービス力をみます。 商品力あるいはスタッフによるサービス力が際立ってよければ、より遠方からお客様を呼ぶことができます。 商品力は、親しみやすいアイテムの中の独自性、同じアイテムの他店での再現性、ブランド力、浸透度などの観点でチェックします。 親しみやすいアイテムの中の独自性といのは、B級グルメのような多くの人の関与性、参加可能性を見いだせるかを決めます。 すばらし商品でも、一般的な親しみがベースになければ、これから浸透させるのはとても難しいです。流行り廃りで終わるケースも多いです。 同じアイテムの再現性は他の店がやっているかどうか、あるいはこれからすぐやるかどうかです。そして、ブランド力が高ければ、安定した影響ができますし、浸透してれば真似されても強さを発揮します。 そんなことで、商品力は考えることができます。 大久保一彦の本 ![]() 【中古】 「行列のできるダントツ飲食店」の秘密 1000店を蘇らせたプロが教える / 大久保 一彦 / 日本実業出版社 [単行本]【宅配便出荷】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022.11.09 10:10:44
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