目の前の見込み客の量と質
開業前に物件を見に行くとき目の前を通る人の量で圧倒されて契約をしてしまう。
これは、物件開発に携わったころの初期にありがちな失敗です。
人はどこか(起点)からどこか目的地に向かって歩いているわけですが、その起点や目的地によって消費行動の質が違います。
マクドナルドで開発をしていた
現ゾルブ社の林原安徳先生は著書によれば、これらの起点や目的地になる施設のことを交通発生源(
Traffic Generator)と言うそうです。
例えば起点が駅だとすると、目的地がオフィス街のビルなのか、百貨店なのか、レジャー施設なのか、病院なのかによって異なりますね。
この質を見極めて、家賃など諸条件を勘案して判断すべきなのです。
「飲食店の開業をめざす人向けコラム 開業ガイド 目次」
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