カテゴリ:経営者のための連続コラム
冬の連続講座(過去の会報から振り返る) 商圏クロスオーバー戦略 その4 ~「四方よし通信」2015年12月号より
なぜ商圏をクロスオーバーさせる必要があるのか よく地方から視察にいらっしゃった方から、「東京はなんか違いますね」とよく言われます。 そこで、下記の図をご覧下さい。 ![]() 純金融資産保有額の階層別にみた世帯数(2013) 実は、労働者の所得はバブル崩壊後下落の一方ですが、確実に金融資産を持つ層、すなわち、富裕層は拡大しています。 5000万円以上の金融資産を持つ人は315.2万世帯+95.3万世帯+5.4万世帯で415万世帯もあり、この層が東京や都市部に集中しています。 東京と地方の景況感に格差が広がっているのは、アベノミクスよって給与所得者が潤ったのではなく、間違いなく、インバウンドの増加と資産家の資産インフレによる景況感が大きいでしょう。 これらの富裕層を狙う方法論のが今回のテーマ「商圏クロスオーバー戦略」の本質です。 「商圏クロスオーバー戦略」はサービス業における所得倍増の解決の一つのパーツとなりうると考えているスキームです。 是非、より興味をもってお話をお聞き下さい。 (参考) https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2013/pdf/001.pdf https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/shinkokuhyohon2013/pdf/gaiyo.pdf ※生産活動に従事しうる年齢の人口。日本では総務省統計局による労働力調査の対象となる 15歳以上人口がそれにあたる。生産年齢人口は,さらに働く意志のない非労働力人口と働く意志のある労働力人口に分けられる。 出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.26 10:57:32
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