カテゴリ:経営者のための連続コラム
メニュー改訂の疑問にお答えします その7
~過去の会報からのミニセミーです ~2017年3月号より 2 重要項目のリマインダー お客様の来店範囲 お客様の来店する範囲を商圏と言います。商圏は広くとれたほうが売上は上がりやすいです。商圏の広くなる要素には、交通手段と競合が大きな影響を与えます。 そして、わざわざ遠方から来店する目的があれば商圏は広がります。 日常性が高い店 まず、お客様は、日々の消費活動においては、大きな移動をしません。近くにある店、目の前の店を利用します。近くにある店とはドア・トゥ・ドアで5分以内の移動時間です。徒歩なら350メートル、車なら1キロメートル。ちなみに、店がなければ、「仕方なく」移動します。交通手段が来るまであれば、2キロ以上とることも可能になります。 レジャー性が高い店 一方、目的意識を持つと移動するようになります。 目的には、接待、記念日のようなハレの利用動機他、外食の機能のひとつであります娯楽的要素(レジャー性)が大きく関わります。廿日市の『十兵衞』のような古民家もDNAに訴えかけるレジャー性があると言えるでしょう。レジャー性が高い店のほうが日常利用よりも消費金額が高くなります。 安さよりも、レジャー性が優先されるからです。 このような店は、その目的意識に応じて利用頻度が決まります。 記念日需要だと、一生に一度の利用とか年一回利用。週末の家族のショッピングもレジャーと言えます。 大久保一彦の本 【中古】 「カフェ」の始め方・儲け方 誰も教えてくれない 増補改訂版 / 大久保一彦 / ぱる出版 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.05.25 09:00:12
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