テーマ:日本料理(369)
空庵 いな葉 (いなは) @福岡市・鳥飼 ~築百年の古民家で丁寧で軽快な確かな日本料理
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦はまたまた福岡に来ております。 今月は実に三度目の訪問です。 本日は、夜、ハンバーグ協同研究所のお仕事なので、昼は日本料理にしてみます。 ただし、日曜日の福岡は昼ランチできる店が少なく、少し郊外のお店を食べログの画像を頼りに検索しました。 それで、見つけたのが鳥飼の一軒家レストランのこちらです。 今日は当日予約にもかかわらず、一人の食事にはえらい大きな掘りごたつのお部屋に案内されます。 まずはいきなり美田の燗酒 お料理は白和えから・・ 落花生、三つ葉、筍、牛蒡、生麩かな複雑なテクスチャで地味なようですばらしいです。 続いて、前菜盛り合わせです。 ふたつのお皿で提供されます。 姫竹の和え物、蟹を巻いた大根、白子などを炊き合わせて焼いたもの(袱紗)、炙った唐墨、クリームチーズの西京味噌漬け、海老の頭、炙った明太子 梭子魚の焼き物、クリームチーズを射込んだ干し柿 続いて、お造りです。 鰆、天然の平政、鮪、車海老 平政は厚く切りつけていまして、うまく水分を抜いていて、噛みしめる香りが良いです。 海老は踊りで、鰆も〆加減が良く甘さがありうまい。 本日は椀代わりに、鰆のお鍋です。 分厚く切りつけた皮目の鮮やかな鰆をかるくしゃぶしゃぶします。 うむ、鰆が甘い! そして、木の芽やらの香りが移った出しがうまい。 続いて、蕗味噌をのせた春野菜の炊き合わせです。 福岡の採れたてなのでしょう筍が甘いです。 椎茸がまたうまいです。 大根、里芋。 蕗味噌が甘く柔らかく、焚いたお野菜あってます。 海老しんじょうを挟んだ蓮根とふきのとうの葉の天ぷら ホクホクした蓮根は脱水の加減が良く、ふきのとうの葉サクサクとテクスチャを補ってます。 最後にお食事 お米が甘い。 ちりめん山椒香りよくうまい。 水菓子 建物は宮大工の棟梁だった人のお屋敷だったそうで、築100年になるとのこと。 また、ええ店見つけてしまいました。 空庵 いな葉 (いなは) 福岡県福岡市城南区鳥飼5-15-21 ※残念ながらGoogleMapで確認したところ本ブログ掲載後に閉店したようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.29 04:32:13
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