安土桃山稚児甲冑胸当て残欠写し小皿 10cm × 8cm
当店の名物料理、「穴子の白焼き」の小皿です。
鉄分の多い栗東(りっとう)の南蛮の土を使う。
松永安左エ門氏の美術骨董コレクションの写真に、桃山時代の稚児甲冑の胸当て残欠があった。
残欠の面白さと興味が、目的の料理との相性にピッタリとハマったのだった。
鉄分の多い南蛮の土と、白化粧の上に塗った赤、青、黒、鼠の下絵付けの色合いが、見事に調和してくれた。
僕の傑作の一つだと、自惚れている。
撮影: 長山一夫
長山一夫器美術館リンク:
https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html