立秋の講話 篩い
コロナだからというのではないのですが、順番に会員、塾生を回っています。 私は、当初から2022年くらいまではパンデミックが続くでしょうと予測を立てていましたので、皆さん、じっと耐え、我が道を地道にがんばっているのでよかったです。 もちろん、ほとんど退会するような人もおらず、むしろ、少しではありますが入会いただいたり、復会いただいていて、やっていることがお役にたっているのかなと実感しております。 私の持ち回りの良さと、"唯我独尊”の発想力がお役にたっているのかなと思います。 本日は「篩い(ふるい)」について話しましょう。 外的要因の大きな変化というのはまさに篩い(ふるい)をかけているようです。 幕末だって、応仁の乱のころだって、大東亜戦争のころだって商売はできなかったわけです。 その時は、出来うるだけご縁のあった人を大切にして、でも最後に残った店は自分一人ででも暖簾を残してきたはずです。 だから、「当主たるもの料理人たれ」と400百年以上も続く『平八茶屋』に家訓があります。 今の日本は空気感や同調圧力では確かに不自由ですが、憲法の上では自由です。 だから、ひっそり自分でやる自由があります。 大切なことは気持ち。 人を巻き込むのでなく、自分の信じた道を自分で歩めば良い。 政府が悪いのでもなく、マスコミが悪いのでもなく、すべては自分にあります。 常に学び、既知を増やし、選択肢を増やし、自分を信じ、そして、篩いにひっかかるようにすれば良い。 大切なことは、自分を信じる気持ちを絶やさない、縮小させないことです。 そう、私は、塾生の皆様にいいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.20 05:50:48
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