カテゴリ:会員・塾生訪問
江戸前晋作 @人形町 ~スペシャリテが茄子とメイクイーン
会員の菅さんから特別勉強会を開催して欲しいということでしたが、偶然、キャンセルが出てようなので冊子の取材をかねて訪問しました。 まずは、例によって車海老からスタートです。 二本目はベリレアで。 頭 鱚 竹岡 北寄貝 ザクザクとした食感 甘鯛 ふわふわあつあつ 金時人参 酢橘が来ました。 新しい体験ができるのでしょう。 白子の天ぷら。 つゆを潜らせた白子の天ぷら。 崩してご飯と混ぜてリゾット風に食べる。 最後は酢橘で味変。 蛤の汁 雲丹 北海道昆布森 中心がトロトロで紫蘇の香りよく美味しい 穴子 じっくり低温で揚げた穴子。 ふわふわで皮のゼラチン質のテクスチャと香りがとても良い。 穴子味付 これもまた良い 茄子 茄子というと、三田にあった『桃ノ木』という中国料理店を思いだす。 初めて訪れたとき、お勧めは何ですかと尋ねて、「茄子です」と小林シェフから返事が返ってきました。そうそう茄子がスペシャリテの店。あの茄子は素晴らしかったな。 しかし、あの感動をもう一度と言う感じの天ぷらであるのであーる。 茄子 味付 椎茸 サクッとチップのようなテクスチャ 『江戸前晋作』の野菜は個性的でこのうえなくうまい。 三年熟成したメイクイーンの長時間低温揚げ 言わずと知れた『江戸前晋作』のスペシャリテ。 このジャガイモのすごさは数年前に北海道出身の己野さんと来た時に己野さんの辛口な感想があるのかもしれない。その時提供されたのは少し熟成したメイクイーンでしたが、業者が隠し球を持ってきたという感じか。 「restaurantは生産者に近づくべき」という私が四半世紀信奉するアリス・ウォータース先生の教えが表現されたひと品であーる。 大星の天丼 大星のダイナミックな食感とともに香りが広がり、タレの香りが相性よく、この上なくおいしい。 ごまだれ鮪茶漬け 鮪が中島さんのようでご縁を感じるひと品。 お茶漬けにすると鮪の酸がとても良い冬の鮪の勢いを感じます。 水菓子 抹茶葛餅 このとろみですね。 スペシャリテが茄子とメイクイーン。 これですね。 素材を食べさせるかタレ(天つゆ)を食べさせるかという見地で天ぷらを表するなら、添えられているおろしも、天つゆも口直しのためにあるのであーる。 素材の面白みと感動がある個性的な天ぷら店だと思います。 食事が終わると、対面にいたお客さんから菅さんに変タイさんですねと。笑。 やはり髪型でばれたのか。 江戸前晋作 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2丁目10−11 KYOE PLAZA 6F 電話 03-5615-8728 本日のおすすめ NHK DVD::プロフェッショナル 仕事の流儀 天ぷら職人 早乙女哲哉の仕事 道を究める その先に [ 早乙女哲哉 ] 【中古】 天ぷら道楽 早乙女哲哉 【古本・古書】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.20 11:38:16
[会員・塾生訪問] カテゴリの最新記事
|
|