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カテゴリ:土佐しらぎく @高知芸西
長男と中間試験の結果如何によっては、バスケットボールのゴールを買う約束をしております。
早速、数学と地理の答案用紙が帰ってきました。 他の試験の結果待ちですが、どうも買い与える事になりそうな感じ。 嬉しいような、邪魔な物が増える気がするような…。 見事、結果を出した蔵、土佐しらぎくさんから夏酒2アイテム到着しております。 先ずは八反錦の純米吟醸 土佐しらぎく 涼み純米吟醸 「涼み」の言葉通りのお酒。 うっすらと桃のような香りが立ち、フワッと広がったかなと思うと すぐに消えていきます。 夏にも美味しいエース特吟とは違った角度から攻めて来ていますね。 八反錦 50%精米 もう一点は 土佐しらぎく 純米吟醸 微発泡酒 優しい甘みと軽やかな泡のタッチ。 その上あの透明感で、トーッテモ美味しい活性生酒。 是非、美丈夫さんのうすにごりと飲み比べて頂きたい。 昨年はすぐに売切れてしまい、ご要望のお答え出来ませんでした。 今年はターップリ分けて頂いております。是非飲んで頂きたいお酒の一つです。 それにしても今年の高知県はスゴいですね。 一昨日、美丈夫の濱川さんともお会いしたんですが、お祝いの言葉かけるの忘れてました。 金賞受賞おめでとうございます。 そうそう、和食が無形文化遺産に登録されて日が経ちますが、なんとも難しい命題のニュースがありました。 文化庁が「和食」を無形文化遺産として商用利用する事を禁止としたそうです。 フランス料理やキムジャン文化が警告を受けた事きっかけの様ですが、 どうなんでしょう? 文化遺産なんだから、残っていってもらわなければならないし 残ってもらう為には、しっかりとそこを生業とするする人々が営利目的で商売しないといけないし。 調理方法の簡素化、食材への無配慮、はたまた洋風化に対して、登録を機に所謂「和食」を保護・継承を期待するといっているわけだから…。 あんまり人の顔色(ユネスコのこと?)ばかり気にして、広める努力が出来ないのもどうかと。 もちろん禁止する理由もわかります。 一部のビジネス先行型のところが「?」な和食で誤解を与える事も考えられるし。 家庭で取るお出汁の素晴らしさも とっても手の込んだ、職人さんが力一杯作る料理も、 どちらも僕にとっては「和食」文化と言えるので、商売にだけ話が行ってしまうのはどうなの?ってなるのもわかる気がする。 僕の提案としては、 せっかくクールジャパンで文化を売っていこう(知ってもらおう)としているので 文化庁として「和食」という、料理や取り巻く食習慣、年中行事(もちろんお酒も)を羅列した辞書的な物でも作れば良いのではと思います。 また隔年でも、改訂版を出したりして、積極的に内に外に知ってもらうべきだと。(広辞苑だって出来るんだから、出来るでしょ) 辞書に載せる載せないの基準は難しいですですよね。 味わいの良不良も、好き嫌いがあるのでなかなか決められないと思いますが、 でも例えば 鱒寿司 僕は好きです。 これをその辞書に載せる時、富山のどこそこエリアで作って、どう言う容器に入っていて、こうやって切って、こう食べるみたいな、その時々で条件を載せればいいのではないかと。 で改訂の時までにplan do seeでいいんじゃない。 くさや 言わずもがな 条件に則っていれば、それを堂々と「和食」としてアピールすればいい。 それで世界文化遺産を商業利用したからと言って登録取消と言われたら、きっちり静かに返上すればいい。 一番大事な目的は、 文化が残る事・受け継がれる事のはず。 プラス、発展があったらさらに良いんじゃないかなと。 例えば昨日お昼に岐阜の酒蔵さん(どちらの酒蔵さんかはまた後日)に御馳走して頂いたお料理に付いていたお醤油。 たぶんエスプーマみたいな技術を使って、泡状の醤油になっていました。 仲居さんに理由を聞くと 「お洋服とかを汚されてしまわない様に」とのこと。 エスプーマはエルブジの開発した極近年生まれた調理方法の一つだと思われますが、 その技術や手法に対する侃々諤々とした議論がある事は重々承知した上でも、 ここで日本文化の「気遣い」や「おもてなし」が自然と融合し、花開いているなーと感じました。 自分の足元、横浜中華街の話。 鶏肉とカシューナッツの炒め 今でこそ、中華料理の定番になっていますが、ここ横浜中華街で生まれたお料理だと聞いた事があります。 偶然、手元にあった材料をもとに作られた料理だとの事。 場所は変わりますが、海老マヨなんかもそうですよね。 これらを歴史が短いからと言って、和食や中華料理じゃないなんて言えないと思います 吟醸酒の文化は約120年。 それまでの日本酒とは一線を画すものです。 吟醸酒が生まれた理由の多くを占めるところは「商売」であったであろうと思います。 大きな酒場に対抗する為に三浦仙三郎氏によって広島で生まれた技術。 突きはぜ麹と低温発酵。 硬水をもって日本中に名を轟かせた灘・伏見に対して軟水の広島安芸津。 ここで商売を繁盛させる為に考え出された技術。 三浦仙三郎氏の商売と技術に懸ける想いがあったからこそ、 いま世界語の一つとなりつつある「sake」や「daiginjyo」があるのではないでしょうか。 吟醸酒は今となっては強烈な「和食」「文化」の一翼を担っている事は間違えないでしょう。 如何にして、日本の文化の一つ「和食」を継承し発展させるかといった目的を忘れてはいけないなと、このニュースを見て感じました。 ダラダラと思った事だけを書いたみました。朝からこんな駄文を、最後まで読んでくださりありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/05/24 09:34:32 AM
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