カテゴリ:大久保一彦的二つ星のレストラン&ホテル
2011年の合理化協会セミナーもいよいよラス前の一件となってまいりました。
今年も、おいしくてって、お客様に支持されている多くのお店を体験して多くの学びを得ました。 このラス前の店も学べます。 商品開発の魔術師、鈴木社長の率いる蕎麦の名店「田中屋」です。 場所は横浜の平沼橋というとても辺鄙なところにあります。 横浜から10分という場所に、お客様が吸い寄せられるようにやってきます。 その秘密は、独自性ある本当にうまい商品です。 見た目、味、インパクト、食後感、すべてが計算されています。 思わず人を連れてきてしまいたくなる店です。 その中でもおすすめは、登録商標「きざみ鴨せいろ」です。 ふつう鴨南蛮というと身の厚い部分を使い、あとは捨ててしまうか賄いになります。 しかし、鴨のおいしさは脂にあると考えた鈴木社長は、鴨をきざみ、熱い汁に冷たいそばをつけて食べるしかけを考えました。 最初の一口はそばを数本を入れて脂で食べます。 すると突き抜けるようなおいしさが口に広がります。 満腹で食べられないとおっしゃっていた御仁も見事に平らげるありさま。 やはり素晴らしいです。 このありそうでないというのが商品開発のポイントです。 ありそうでないというのは奇をてらうのではなく、「定番」+「定番」でありそうでないが最高です。 四角いクリームパン、冷めてもおいしいとんかつ、納豆ソースのハンバーグなど、コンサルティングという仕事で私も多くにかかわりました。 平沼 田中屋 神奈川県横浜市西区平沼1-5-21 田中屋ビル 電話 045-322-0863 平沼 田中屋 (そば(蕎麦) / 高島町駅、戸部駅、平沼橋駅) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.05 23:46:05
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