テーマ:日本料理(369)
カテゴリ:大久保一彦的二つ星のレストラン&ホテル
《しっかりとした仕事のコースが素晴らしい》渋谷きいろ@246青学と宮益坂の間
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は渋谷駅は宮益坂を上がったところにきております。 今日は、HACCPの大家の加藤光夫先生にと友人の柴崎の最近オープンしたお店に出没したいと思います。 まずは、大和芋ととんぶりをかけた軽い火入れの車海老と京菜の花からスタートで。 車海老の甘さがとても良い感じです。 前菜は酢橘釜の新海鼠の酢の物、春菜のお浸し、京鴨ロース煮、蛍烏賊の酢味噌のせ、クリームチーズの吟醸漬けです。 続いては鰆の徳利蒸しです。 新若芽、うるい、たらの芽があしらってあり、春らしい美味しさです。 ポン酢はと言うと、やってしまいました。 お造りは、メジナと本鮪です。 鰡(ぼら)の卵の生が添えてあり、白身はのせて食べると。 お酒が欲しくなります。 焼き物はきんきの木の芽焼きで、前盛りはアスパラ。 つけ焼きがたいへん上手で、ヒレまで食べられます。 美味しい焼き物です。 豚バラの柔らか煮は大変美味しいです。 泡盛をあわせましたが、たいへんよい組みあわせです。 揚げ雲子のあんかけ。 菊菜、湿地、椿麩。 サクッとした雲子が素晴らしい、確かな仕事。 さすが神田川出身の料理人の店づくりは違いますね。 それに柴崎さんの会社はモトックスに経営が変わったので、お酒もええ。 お食事は白貝と京揚げの塩うどんです。 汁がうまい。 食通の加藤先生に凄い、と言わしめたのが、杏仁豆腐。 果物をあしらい桂花陳酒のゼリーがけにしていたのですが、ピャオシャンの井桁さんを思い出す完成度でした。 『神田新八』と言うアッパーな居酒屋から来たと言うメンバー、1万円のコースでしたが、完成度の高さに正直参りました。 また、利用します。 渋谷きいろ 東京都渋谷区渋谷2-7-13 大一ビルB1F 電話 03-6427-1861 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.01 01:14:43
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