テーマ:フレンチ(282)
カテゴリ:ワイン会、フードなど大久保の教室
フランスワインでは高いワインはミネラル・ウォーターで育ち、安いワインは雨水で育つ
フランスは格付けされたワインの葡萄栽培において、法律で、水をあげてはいけないと定めています。 以前、紹介しましたブルゴーニュの生産者、デュポン・ファンは土壌を掘ってしまいったために、格付けを落と(デクラッセ)されてしまった話を紹介しましたね。 いいワインは地下1メートル以上に張り巡らされた根っこが吸い上げたミネラル分たっぷりの水をゆっくりと吸うのです。だから雨水を流す、土壌の水はけが大切なのです。 一方、アメリカには、水やりについては規制がないため、ワインの葡萄は穴のあいた管を張り巡らして、水をあげています。 多くのワイナリーはそこにサプリのような液肥を入れています。 だから、完熟して、インパクトがって「うまい!」わけです。 ただし、おいしすぎて飽きてしまいます。 なぜ、ワインが好きな人は結局フランスワインになるのかというとここにあります。 ワインの水がミネラル・ウォーターでないとワインが美味しくても、料理に合わないのです。 本日のおすすめ!! 【フランス ブルゴーニュ 白】ドメーヌ・デュポン・ファン ピュリニー・モンラッシェ レ・シャルム 2016Dom. Dupont Fahn Puligny Montrachet Les Charmes 2016 デクラッセされましたが、畑は最高です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.17 11:40:22
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