テーマ:フレンチ(281)
《第一牧志公設市場に近いカウンターのみの一軒家レストラン》Rihouya(リホウヤー)@那覇市
“飲食店の勉強代行業”の大久保一彦は、沖縄大学の講義を受けるために那覇市に出没しております。本日は、牧志にある沖縄の新観光スポット、『ポークたまごおにぎり本店』で勉強した後、前回ランチした『トラットリアソメヤ』の前を通り、気になっていた當店の前に。 扉の前で、どうするか考えていますと、ちょうど店主が出ていらっしゃいまして、「やってますか」と尋ねますと、もちろんという感じに目が語ってますので、早速、入ってみます。 とても、ピカピカなお店です。 こういう店はきちっとしたお料理が出てくるに違いありません。 期待できます。 そんなことを考えていると、カウンターの中で店主がおもむろに秤を取り出し、サラダ菜の軽量を始めます。 本当、きちっとしたお仕事のシェフです。 まずは、しっかりしたビネグレットのサラダからスタートです。 こちらの店のランチはコースのみで、続いてはスープはきのことジャガイモのスープです。 かきの木茸と干し椎茸 一口ずつきのこの味わいが伸びてきて美味しいです。 じゃがいもがとてもうまく包み込んでます。 ちなみにかきの木茸とは、 栽培エノキタケの事です。通常の栽培エノキタケが白くひょろひょろなのに対し、こちらは日光に当てて育てる事で天然の物の様に着色したものになります。製造元の説明によれば、エノキの原種に近い品種との事。 「かきの木茸」という名称は長野県中野市で作られているこのキノコの商標だと思われます。 出展: https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kakinokidake.htm 若鳥レバーのテリーヌ 上には沖縄の蓬の新芽 重厚感というよりはふわふわな食感で味わいのあるテリーヌ。 蓬はやや苦味もあり力強い メインは豚のポアレをフォンドボーベースのマッシュルームのソースで ブレゼした野菜が下に敷いてあります。 ぱっと見で火入れが浅すぎないか、と思いましたが、盛り付けている間にちょうど良い火入れとなります。 キャラル風味のクレムブリュレ、オレンジ風味のケーキ、ベルギーチョコのアイス、砂糖漬け青パパイヤ クレムブリュレは焼いた後、冷蔵庫で冷やして、そのあと、オレンジのケーキを頭出しして試食して、果物を切り、アイスを盛り付け、最後にクレムブリュレをお皿の上に置くという、丁寧かつ、きっちりした教科書のような見事なお仕事です。 これはうまい! オレンジのケーキの余韻が店を後にしても残ってました。 店が大変綺麗で、軽量をきっちりしながらとてもカチッとしたお仕事も好感のお店です。 次回は夜に伺いたいと思います。 Rihouya(リホウヤー) 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目5−28 ※ 残念ながら閉店してしました。 本日のおすすめ 16メオ・カミュゼF&S コルトン・シャルマーニュ[2016] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.19 13:06:36
[残念ながらブログ掲載後閉店してしまったお店] カテゴリの最新記事
|
|