ウルトラマンオーブ 第21話「青いリボンの少女」
アーノルド・シュワルツネガ―(声:玄田哲章)。ウルトラマンオーブ 第21話「青いリボンの少女」服部妙子が『帰ってきたウルトラマン』第16,17話以来、奇跡のゲスト出演。地味に女優を続けていたのか。『傷だらけの天使』第11話も良かったなあ。映画版『日本沈没』にも出てましたな。今回は志賀廣太郎と老夫婦役。芝居ができるゲストを招いたのにかなりの凡作なのが残念。ハイパーゼットンが市街地の上空にたびたび現れる。映像には必ず青いリボンをつけた少女が写っていた。しかもハイパーゼットンが姿を消すと少女も消えている。調査の結果、とある街に住む老夫婦の庭で一緒にお茶を飲んでいる少女を目撃したとの情報を入手。早速SSPは老夫婦宅を直撃するが、老夫婦と茶飲み友達になったガイが訪れていた。そこへ渋川も駆けつけ避難を呼びかける。空中にはハイパーゼットンが浮かんでいる。SSPは大喜びでハイパーゼットンがいる方向へ向かう。案の定、青いリボンの少女がいて、ハイパーゼットンを操っていた。少女はガイに気づくと襲いかかるが、その途中で意識を失い、ハイパーゼットンも姿を消す。老夫婦はある日、街の中で一日中同じ場所に立っていた少女が気になり自宅に招く。少女には記憶が無かった。子どものいない老夫婦は孫娘のように少女を可愛がり、以来共に生活するようになった。ガイは団子を手土産に老夫婦宅を訪れる。少女はガイを襲ったことを覚えていない。もともと記憶が無いことも自覚していた。老夫婦と生活してからの記憶しかない。いつか老夫婦のことも忘れてしまうのではないかと不安に思っていた。そんなこんなでまたしてもハイパーゼットン出現。同時に少女は再びガイを襲う。少女の正体はゼットン星人のスペアだった。しかし老夫婦を通じ、様々な感情を与えられたことで動作不良を起こしていたのだ。ガイはウルトラマンオーブ・オリジンに変身。ハイパーゼットンと戦う。一方、少女はゼットン星人の意志と老夫婦に育てられた人格とのせめぎ合いに苦しむ。老夫婦による涙の説得。少女は老夫婦との記憶を守るため、ゼットン星人のコントロールを遮断する。そんなこんなでハイパーゼットンはウルトラマンオーブ・サンダーブレスターにぼこぼこに殺される。その後、少女は一命を取り留めるが、老夫婦との記憶を失っていた。しかし、老夫婦に対して何故か懐かしく、温かい気持ちがしていた。で、ここで終わればいいのに志賀廣太郎が「君は旅人なんだよ」とか言って少女を送りだす。少女も寅さんのようにトランクを持って「また来るね」とか言ってフーテンの旅に出る。どこへ?なんで?この脚本書いた人ばか?お・わ・り