破裏拳ポリマー 第26話「ポリマー最後の決戦」
おはよう!山根明。破裏拳ポリマー 第26話「ポリマー最後の決戦」鬼虎長官と武士は海亀党とゴールデンコウモリに拉致される。その頃、車錠とテルは武士がいなくなったことでしょんぼりしていた。「やっぱりあいつがいないとさみしいな-」。そこへでデレット警部たちが駆け込んでくる。鬼虎長官たちが海亀党に連れ去られたまま手掛かりもなく、ここに来れば何かつかめるかも、とのことだった。事務所にポリメットが置かれたまま。そのことを気にする男爵。一方、武士は激しい拷問を受けていたが、口を割ろうとしない。ゴールデンコウモリは武士がヘルメット(ポリメット)を被っていないことに気がつく。その夜、車探偵事務所を襲撃しポリメットを奪おうとするが、男爵に見つかって乱闘。その弾みでポリメットは男爵の頭に。「早く起きろ!ボケマヌケ!」と男爵にボコボコにされてようやく目が覚める車錠。「ん?あんた誰?ひょっとして海亀党の仲間だな!」そこへテルもやって来たため撤収するゴールデンコウモリ。後を追う車錠、テル、男爵。突然、地下から海亀党のメカが出現。デレット警部率いる国際警察と激しい銃撃戦になる。海亀党のメカが飛び去る瞬間、テルは発信機を取り付ける。「それにしても何故海亀党は武士のヘルメットを狙ってきたのかしら?」「あれ、そういえば男爵がいない」「まさかあの中じゃ?」テルの思った通り、男爵は武士にポリメットを渡そうとメカに潜入していた。海亀将軍は武士がポリマーなのか怪しくなってきたため、鬼虎長官と共に処刑することを決定する。その頃、二人は牢屋に閉じ込められていた。鬼虎長官は武士に本当にポリマーなのか聞くが、適当に話をそらされる。武士の不自然さが気になる。そこへ発信機を追って車錠、テル。デレット警部たちが駆けつける。「車君ここがよくわかったな。ヘボマヌケにしては上出来だ」。早速脱出しよとするが、武士はこの際、海亀党がシラン元素を転用して作った秘密兵器を一掃するべきだと提案する。一方、男爵はまだメカの内部にいた。このままでは閉じ込められたも同然。出口を探していると大量のダイナマイトを発見。「武士待ってろよ!」。そして武士たちも大量の秘密兵器を発見するが、海亀党に捕まってしまい即処刑されることになる。「ぎゃー!死にたくない!ポリマー助けて!」と泣き叫ぶ車錠。その瞬間、ダイナマイトが大爆発を起こす。男爵は爆風で吹き飛ばされるが武士と再会。「男爵!」「武士行くぞー!」とポリメットを投げ渡す。驚く鬼虎長官。「武お前まさか・・・!」。最後まで正体を隠しておきたかったが仕方が無い。「転身!ポリマー!!」。鬼虎長官、車錠、テルの目の前でポリマーに転身。「何!?」「武士が!?」。次々下っ端共をなぎ倒し、海亀将軍とゴールデンコウモリにとどめを刺す。改めてポリマーの正体に驚く車錠とテル。武士は鬼虎長官に正体を隠していたことを詫びる。そして鬼虎長官はこれまで何度も助けられたことに感謝する。「やれやれ、これでやっと武士がポリマーだと知ってくれたか。これでイライラしないで済むわ」と男爵はホッとする。それから数日後、車錠は探偵事務所をたたんで田舎へ帰ることになる。そこへ武士が「ただいまー」と戻ってくる。「武士お前いま何って言った?確かただいまと?」。鬼虎長官が車探偵事務所で働くことを認めてくれたというのだ。大喜びする車錠。「今日からお前が、いやポリマー君が探偵長で俺は助手だ。お茶でも飲みますか?探偵長」「探偵長お茶を持ってきました。武士大好き-」とこれまでと態度を豹変させる二人。「正体を隠していたほうが働きやすかったかもね」と男爵はぼやく。お・わ・り外れエピソード無しの大傑作。青野武(車錠)のノリノリの芝居とアドリブが最高。よくある設定ながらも観終わった後、毎回スカッとした気持ちにさせてくれる。副うそうないです。元々契約上決まっていたのかもしれないが2クールで終わったのが残念。最終回はまさに大団円でした。