スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 最終回「花園よ永遠なれ」
7年先生の泣き虫戦争和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 最終回「花園よ永遠なれ」回想シーンと意味不明のシーンが多い雑な最終回。「1月7日、大阪花園ラグビー場。天候曇り。気温摂氏7度。北西の風やや強し」(ナレーション・芥川隆行)。試合開始。平山の足は最悪の状態。痛み止めを打ってもらったが効果は1時間のみ。試合前夜、平山は寝付けなかった。超貧乏の清川は平山が心配。見つめ合う二人「マコト…」「キヨ…」。二人はデキていたのかもしれない。けんじも寝る前にエライ精神論をブッ込まれて寝つけねーよ。何気に神社へ参拝すると節子がお参りしていた。明日必ず川浜高校は勝つとけんじに話す。「私の勘って大事な時によく当たるのよ」。その瞬間けんじと初めて会った時のブルマ姿の節子がインサート。もっと寝つけなくなったけんじは薄笑いを浮かべながら節子の肩に手をやり夜の闇へ姿を消す。そして試合のシーンに戻ったと思ったら城南工大高の監督の父親が12月30日に病気で逝去、監督はお通夜や葬儀に出なかったことが芥川隆行に紹介される。このシーンいる?そして試合のシーン、観客席の大木の前に名村直出現。グラウンドでは内田の弟が相手選手とぶつかって気絶。やかんの水をぶっかけられる。「内田の弟は空を見ていた。何だ今日は曇りのち晴れだと言うのに雨か?それにしてもやけに降るなー。内田の弟はぼんやりとそんなことを考えていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして意味のないぶっかり稽古の回想シーン。試合再開。大木がイソップ、夕子が大三郎、清美と坂上二郎の娘は加代のの遺影を手にしている。和歌山では加代の父親たちがテレビで試合を観戦。今もかなり貧乏そうだ。さらにイソップの墓の前ではイソップの父親と甘利先生がデカいラジカセから試合中継を流していた。光男のどうでもいい回想シーンを経て3対0でハーフタイム。川浜有利。けんじは後半戦開始前に部員共にアドバイスしようとするが「監督に喋らせるな。平山はそう考えていた。ハーフタイムに監督からあれこれ多くの指示が出るようでは試合は負けだ」(ナレーション・芥川隆行)。対照的に城南工大高の監督はいらいらしながら喋りまくり。つうことで後半戦開始。内田の弟の反則が原因で同点に追いつかれてしまう。その様子を消防署のテレビで観ている尾本、職員室で仕事をサボる教員共。そしてスポーツはギャンブル性があるため血が騒ぐのか必死の形相で一喜一憂する加代の父親。ここで唐突に川浜高校をトップの成績で入学した栗原にスポットが当てられる。栗原は入学後も成績トップを維持しながらラグビーを続けていたが、故障が続いたため退部を考えたことがあった。しかし清美と坂上二郎の娘に引き止められて「止めるなんて言わないヨ!」そして現在に至る。けんじは風向きが変わったことに気づく。平山もいち早く気づき指示を出す。ここで新キャラ登場。「風向きを気にしているもう一人の男がいた。グランドキーパー主任の海老名健三である。海老名はさしてラグビーが分かる男ではない。しかし長年の経験から風向きによっては上空に浮かぶアドバルーンがパントキックの障害になることを知っていた。その朝彼は今日にでも生まれそうな初孫のため名前を考えるように頼まれていた」(ナレーション・芥川隆行)。これ何かの伏線と思っていたら意味不明の謎エピソードだった。そんなこんなで残り5分。平山の麻酔も切れてきた。このままでは国体の時と同じく同時優勝で終わってしまう。その時、平山と清川がテレパシーで会話、ボールを平山に投げると見せかけて別の選手にパス、さらにそれを受け取った栗原猛ダッシュ。栗原を追いかける城南工大高を追いかける川浜高校。トライ。大歓声。その瞬間、スタンドにいた大木たちは固まってしまう。「この一瞬からしばらくの出来事を滝沢けんじは何一つ記憶していない。栗原が何度も手を回して叫んでいたのも赤津がゴールキックを外したのもけんじの目には何一つ入らなかった。そして10秒後に」(ナレーション・芥川隆行)。ノーサイド。7対3で川浜勝利。すかさず熱い抱擁を交わす平山と清川。大三郎(半笑い顔)の遺影を掲げて夕子号泣。大木喜び爆発。光男と圭子は省略。節子は初めて大粒の涙を流す。けんじ呆然「勝ったんだな?マーク」「勝ッタンダヨ!ケンジ~!You are winner! 」「勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。グラウンドで泣きじゃくるけんじと部員共。マスコミに囲まれ「こんな嬉しいことはありませんッ。勝てる!そう信じていたものの不安でした。でもコイツらがこんな素晴らしい試合をやってくれて…信は力なりですッ!泣かせて下さい!思いっきり泣かせて下さい!勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉ!」と激応え。泣き崩れる大木たち。山城元校長も泣きながら節子に声を掛ける。「顔を上げてよくご主人を見てあげなさい!日本一のご主人ですぞ!」。節子号泣。どうでもいいシーン(特に海老名に孫が生まれてどうのこうの)を経て、誰もいないグラウンドに一人で立っているけんじ。スタンドから見つめる節子と娘。二人に気づいて振り返るけんじ。「戦いは終わった。川浜高校の優勝は節子をはじめとする関係者全ての人によって成し遂げられたのである。滝沢けんじは勝利者となった。だがけんじは知っている。今日という日が終わった瞬間から、また新たなる戦いがここから始まることを」(ナレーション・芥川隆行)。お・わ・り毎回情報量が異常に多すぎて疲れた。