SSSS.DYNAZENON 第12回「託されたものって、なに?」
うなづきマーチ。SSSS.DYNAZENON 第12回「託されたものって、なに?」ガウマは重傷を負っている。二代目の治療を受けるが、痛みを和らげる効果しかない。オニジャ、ジュウガ、ムジナは暴れまわる怪獣に歓喜、怪獣がシズムだと知ると怪獣に食われて同化する。ガウマは意識を取り戻したが助かりそうにない。蓬と夢芽に「怪獣優性思想」との争いに巻き込んでことを詫びる。「五千年前のことなんてお前たちに関係ないのにな・・・」。パワーアップした怪獣に圧倒され、合体を解除するカイゼルグリッドナイト。蓬と夢芽は自分たちに出来ることを信じて出撃する。現地に向かっていた暦に前にダイナストライカーが吹き飛んでくる。初めて乗り込んだ時は偶然だったが、今は自らの意志で戦いに向かう。ガウマも出撃しようとする。「俺には守らないといけないものが三つある。約束と・・・愛と・・・」。ダイナストライカー、ダイナソルジャー、ダイナウィングが集結。負傷したゴルドバーンもちせに見守られながら怪獣に立ち向かう。そしてガウマもダイナガイバーで現れ、何をしに来たと口を挟むナイトに「余計な真似をしに来たんだよ」と答える。ガウマたちはカイゼルグリッドナイトに合体、怪獣=「怪獣優性思想」と激突する。ガウマvsジュウガ、暦vsムジナ、蓬・夢芽vsシズム。激しく感情と怒りをぶつけあう。蓬は離脱すると以前試みたように怪獣を操ろうとする。「あの時ただの偶然だったかもしれないけど!」。怪獣の攻撃が緩んだ瞬間、ダイナゼノン、ダイナレックスに次々と合体、グリッドナイト、ゴルドバーンと共に必殺灼熱大火炎バーニンググリッドレックスロアをぶっ放し、怪獣=「怪獣優性思想」を撃破する。しかしガウマも息を引き取る。「この世界で貴女と会えなかったけどあいつらと出会えた。何故ダイナゼノンを俺に託したのか。ようやく分かった気がする」。3ヶ月後。蓬たちとゴルドバーンはガウマが住んでいた橋の下に集まる。ガウマが言っていた守らないといけない三つとは約束と愛と、もう一つが思い出せない。二代目とナイトは次の使命のためゴルドバーンを連れて別の世界へ旅立つ。ゴルドバーンを追いかけるちせ。「ありがとうゴルドバーン!君は私の最高の友達だからー!」。蓬と夢芽は交際するようになり、暦は21回も面接に落ちた末に稲本さんの夫の元で働くことになった。そしてちせは学校へ行かないことを選び、左腕のタトゥーを隠していたアームカバーを外す。オールバック&スーツ姿の暦に制服姿が似合っていなかったと言われ「あんなもん似合ってたまるか」と言い返す。文化祭が行われる中、蓬は精神世界でシズムと対面する。怪獣の力さえあれば時間や空間、生きることや死ぬことからも解放される。もう少しで自由に辿り着けたのに。しかし蓬はこれからうれしいことや苦しいことを繰り返して生きていきたいと言う。「自由を失うんじゃないよ。かけがえのない不自由をこれから手に入れていくんだ」。蓬と夢芽の身体にはガウマと同じ傷跡が残っていた。ガウマたちと戦った日のことを何十年経っても忘れないだろう。その頃、二代目とナイトはコンピューターワールドにいた。復活するダイナレックス。お・わ・り面白かった。『電光超人グリッドマン』第18話(※2020年1月23日参照)に出てきたミイラがガウマの正体だったのか。さらに死んだガウマを呼んだ声がユカだったとは。よく出来てるなあ~。