必殺渡し人 第13話「秋雨の中で渡します」
ドカベン。必殺渡し人 第13話「秋雨の中で渡します」絵に描いたようなばか将軍登場。お昼寝中に現れた美女の熱烈接待にサティスファクション。すっかりお気に入りになっちゃった。その美女とは大黒屋(白影)の娘みよであり、大奥入りさせるためのエロ作戦だった。みよが将軍のお世継ぎを産むことになれば大黒屋は公儀御用達で商売繁盛まちがいなし。しかしみよは男にだらしなかった。そこで関係を持った五人の男たちを始末することになる。つうことで江戸の町では立て続けに三人の男が殺害される。しかも三人共かまいたちのように首元を切られていた。惣太は忍の仕事ではないかと疑う。その頃、忍の診療所には子どもが欲しくて欲しくてたまらない三太&おくみが来院、「毎晩セックスしまくってます」など聞いてもいない夫婦の夜の秘密を赤裸々に語りまくり。新手の変態か?その後、毎晩セックスをしまくった甲斐があっておくみは妊娠する。しかし三太はみよが関係を持った五人の男の一人だった。残りの一人は大吉の仕事仲間の助三。助三は身の危険を感じて大吉の許に自主避難していたが、既に殺された男たちと同じ手口で殺される。その夜、忍はチームを招集、白不動の元締からどの元締にも属さない一匹狼の渡し人を始末するよう依頼されていることを告げる。その渡し人は法外な報酬を受け、誰彼構わず殺しを行っていた。しかも殺し方が忍の殺しと酷似。手がかりは右利きの忍に対して左利きであること。そんなこんなで三太も殺され、みよとの関係を聞いていたおくみは大黒屋へ乗り込むが、大黒屋ファミリーに殺されてしまう。おくみの書き残しと出産費用に貯めた金を受け取った忍たちは大黒屋ファミリーの始末を決意するが、大黒屋のバックには大奥が控えている。草の根を分けてでも下手人を探し出すに違いない。そのため仕事が終われば身を隠さないといけない。そんなこんなで惣太と大吉が大黒屋夫婦、忍は左手を使ってみよを始末する。その帰途、忍の前に一匹狼の渡し人が立ち塞がる。「現れましたね」「左手で殺ったな?俺への挑戦と見た」。構える忍に「どうしてもやるか?鳴滝忍!」。男は忍の元カレで医師の夢野玄定(幸長助教授)だった。「殺しを受けるのは私利私欲のためではない。蘭方医のお前なら分かるだろう。この世から難病を無くすにはどれほどの金がいるか」。そして男の魂の叫び。「俺を殺し屋にしたのはお前だ!忍!将来を誓い合った仲なのにお前は逃げた。以来、俺は人を信じなくなった。人が蔑む夜鷹の娘だったお前を俺は心から愛していた。何も知らされず去られた男の気持ちが分かるか!」「あの時・・・あの時私は」「知っている。母親を殴り殺した岡っ引きを殺り、それがきっかけで殺しの道に入ったとか。姿を消したくなる気持ち、今の俺なら分かる」。そして玄定も殺し屋になり、今運命の再会を果たしたが、忍は玄定を始末する。その後、幕府による大掛かりな「獣狩り」が始まり忍、大吉&お沢、そして惣太はひっそりと江戸から去る。お直が目覚めると惣太がいない。隣の大吉&お沢や忍もいない。泣きながら惣太を探し回るがどこにもいない。「嘘や・・・うちの人がうちを置いていくことなんかあるわけないわ。絶対あるはずないわ。せや、これは夢や。きっと、きっとみーんな夢や。ただの夢や・・・夢なんや・・・」。旅先でお直を案じる惣太。お・わ・りこんな最終回あり?