ウルトラマン80 第20話「襲来!!吸血ボール軍団」
もやもやする。ウルトラマン80 第20話「襲来!!吸血ボール軍団」『ウルトラセブン』以来の登板・野長瀬三摩地の恐怖演出が冴えまくり。それなのにこの間抜けなサブタイトル。一年間の厳しい訓練を終えた隊員たちがムーンセレナーデ号に乗って地球へ向かってますよ。その途中、謎の球体が襲撃。この特撮が何とも幻想的。アナログでここまでやってしまえるのか。戦闘状態に入るが、その後どうなったのか見てても分からん。謎の物体は見た目「ボール」そのまんまなため、人々の興味を引くことなくしれっと地球に紛れ込んでしまう。UGMは謎の球体を追い続けていた。イトウと猛はミイラ化した死体を発見。意味なく恐怖演出の連続で視聴者を怖がらせる。うまいなー。二人は球体を発見して持ち帰る。そのパターンやめろよ。背後で球体のボスがふわふわ浮かんでますよ。球体は生命体の一部分であり、素早く動く物に反応しては襲撃する特性があることが判明する。その時、基地内で球体が隊員たちを次々襲っていた。イトウと猛が乗っていた特殊車両に潜伏していたのだ。そんなこんなでタジマも襲われ、球体が首筋に取り付く。さっさと剝がせばいいのに猛はとりあえずイトウに指示を仰ぐ。オオヤマは『獅子の時代』の収録で忙しかったため今回も欠席だ。イトウは全ての扉を閉めて5分間神経ガスを放つ作戦を実行する。バルサンみたいだ。猛とタジマは防毒マスクを着用。球体は退治できたがタジマは死にかけ。触手が脳髄と心臓に達していた。さっさと剥がせばよかったのに。そのため手術は不可能、代わりに冷凍状態にして球体を凍死させる方法が提案される。但し助かる確率は1,000分の3。なんだよそのよく分からない確率は。そんなこんなで球体は全国各地を襲撃。外出禁止令を破った連中は真っ先に餌食になり全員死亡。素晴らしい教えです。そして球体は西へ移動を開始。西では国際レベルの対策会議が開かれていた。西ってどこだ?しかも日本が襲撃されているのに日本で会議って、こないだの東京五輪みたいでばかですね。つうことで球体は合体して怪獣オコリンボールになる。このネーミング本気か?猛は80に変身、オコリンボールの頭部に光線をぶっ放すと球体はぼろぼろ分離。宇宙へ逃げる頭部にとどめを刺す。その後、命を取り留めたタジマをお見舞い。そこに窓ガラスを割ってボールが飛び込んでくる。警戒する隊員たち。しかし窓ガラスの向こう側にグローブを手にしたセラが「すいませーんボール取って下さい(笑)」。のび太かよ。お・わ・り