テーマ:●食べた物の画像♪(86488)
カテゴリ:あくまの囁き (洋の誘惑)
「時間ですが、エヴァンさんはクロワッサンを買ってくるって行っちゃいましたので、もうちょっとお待ちくださいね」 お腹すいてるんだ・・・ 「エヴァンさんは女性が大好きですので、皆さんの笑顔と拍手でお迎えください」 「今日は、とーってもご機嫌です」 女性が大好きって・・・ あっ、口がほんとにモゴモゴしてる。うっそー! クロワッサンを飲み込むと、 フランスの大学教授みたいな表情に。 あまり鼻にかからないフランス語。 「昨今、肥満を気にしてる人ばかりだが、 本当に美味しい物を厳選して食べれば、少しの量でも満足できるはずです」 あ゛あ゛っ、耳が痛い~。 今日はどうやら、カカオのお勉強らしい。 ペルーのカカオ農園を訪れた時の写真。 パリ-->リマ、リマから飛行機で1時間+舗装道路を1時間+道なき道を2時間。 数人のショコラチィエと約30人のスタッフ、12台の車でまわったのだとか。 ペルーは誘拐多発地帯だから、常に団体行動。 団体行動を特に不快と思う、フランス人にはかなりの試練に違いない。 しかも、命がけ。 大きなカカオの実からでも、100gのショコラしか作れなくて、 1000のカカオの花のうち、実をつけるのはたった1つ。 受粉は「蚊」なんだって~!! 一番右がクリオロ種。 カカオを包む果肉はライチみたいに甘くて白く、 ↓ 赤ちゃんが食べてる。 たいていカカオ農園は家族だけで運営されていて、 機械はなく、全て手作業。 カカオ畑は足場が悪くて車が使えないのでロバに荷車を引かせて運ぶ。 お金がかかるから、農薬が買えず、必然的なオーガニック。 「私たちが当然のように享受している快適な生活は彼らにはないのです」 「私は子供に強制労働させている農園からは絶対に買いません」
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