テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:東欧
だから、ベルリンは駆け足でもしかたない。 17世紀東洋の陶磁器を手にしたヨーロッパ各国はこんな陶磁器を自分たちも作りたいとこぞって開発を始める。 ザクセン王、アウグストも錬金術師ヨハン.フリードリッヒ.ベドガーを幽閉し、開発に当たらせた。 競うのはわかるけど、「幽閉」か・・・ それも「錬金術師」・・・ 選ばれたくなかっただろう・・・ そして、ベトガーは幽閉をとかれることなく、30代の若さで没。 工房に入ると一つ一つの工程の部屋に分かれていて、すぐ近くで作業を見せてもらえる。 お兄さんのポロシャツにはさりげなくマイセンの2本の剣マーク。 昔、日本の有田焼の絵付けを複製した頃、ザクロはヨーロッパで知られていなかったので、みんなそれを玉葱だと思った。 だからマイセンの有名なあの柄は「ブルーオニオン」。 こうして見て行くと、自分たちにしかできない技を持った職人さんはすごいなぁと思う。 細ーい、持ち手がシャープペンシルみたいな筆でこんなのを書いているのかー。 個人的にはマイセンの人形の顔よりリヤドロの顔の方が好き。 食器はウエッジウッドの方が好き。 マイセンのカップは私のしまりのない口にはなじまない。 マイセンで紅茶を頂くとき、どうしてか口角から紅茶がこぼれる。ヘン?! いや、しかし、ここにあるマイセンの美しいことと言ったらこの上ない。
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マイセンきれいですね~美術品として眺めるのにはいいですね。
自分で使うなら、私もウエッジウッドのほうが好きです。 (May 26, 2008 03:43:24 PM)
マイセンの人形は凝っていますよね。私はドレスデンの人形も好きです~。食器はウェッジウッドはアン王女のためのデザインが好き。ヘレンドとかも好きです~。(見る分にね)
日経にあんまんか何かが入っていましたよね。 (May 26, 2008 07:13:26 PM)
ぶるーはわい2612さん
とっても綺麗でした。飾ってあるのは、勿論芸術品の域に達していて、ほぅーほぅーっていつまでも見ていたい感じでしたよ。 ウェッジウッドは使いやすいし、いいですよねー。 (May 26, 2008 08:05:49 PM)
家族で眼鏡さん
ドレスデンの人形はドレスのレースみたいなのがとても綺麗ですよね。どうして陶器であんなのが作れるのか不思議なくらいです。 アン王女のためのデザインは・・どれでしょう? ジャスパーですか?それとも・・・ピンクの地にグレイの模様のですか? (May 26, 2008 08:13:03 PM)
家族で眼鏡さん
ダイアナ妃はヘレンド好きでしたよね。 庶民はヘレンドを持ってると地震の度にもっとびくびくするのかなぁと思ってしまいます。 (May 26, 2008 08:14:53 PM)
こういうところ、一度見学してみたいんですよね。ほんとに美しいですね。自宅使いだともっぱらイッタラ系のシンプルなものなんですが…。これから出かけるので今はスルーしますが今日の日記でまた凄いことになってますね…。
(May 27, 2008 08:24:56 AM)
ヴェルデ0205さん
やっぱり素晴らしかったですよ。 ため息ばっかりでした。 一人一人の職人さんがプライド持って仕事してるなーって光景が印象的でしたし。 イッタラいいですよね。シンプルだけどおしゃれだし、洗練されてる感じがします。 (May 27, 2008 06:43:49 PM) |
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