奈良を愛する友人お勧めの浄瑠璃寺。
奈良大和路にあるお寺だけど京都最南端、行政的には京都に属する。
山に来たと感じられる位置にあって参道からして野趣あふれる初めての感じ。
まんなかにある池は凡字の「阿」だと聞いたけどさすがにわからず。
参拝の順序としてはまず奥に見える三重塔にある薬師如来に手を合わせ、そこから振り返って向かい側にある本堂を拝むのだそう。
ちょうど楓がキレイな時期でよかった。
ここまで遠かったもの。
ちゅうど住職のお話も聞けて~。
こっちが本堂なんだけど九体阿弥陀と言って仏様が九体並んでるのが特徴。
平安時代に浄土信仰が広まって貴族の間で阿弥陀像を九体並べる様式が流行りあちこちにあったらしい。
こちらは藤原時代の建立で現存する九体阿弥陀としては唯一無二とか。
ちょうどすべての阿弥陀様の修復が終わったところだったけど一体国立博物館に出張中で八体見た。
たまたま吉祥天女の公開もしてあり、秘仏も見られて満足、満足。