この日は都内でゴージャスなホテルライフデー
前は目黒雅叙園と言っていた雅叙園東京
細川力蔵が芝浦の自宅を改造して創業した高級料亭を
1931年に庶民も気軽に入れるようにと目黒につくったところ
料理だけじゃなくお客様に目でも楽しんでいただきたい…と
芸術家たちに壁画や天井画、彫刻など装飾させたのです…
豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂は
本当に博物館のようなホテル
庭には滝まで… 雅だわ
伺ったときはちょうど成人式
お着物が映えるったら
2001年に国の登録有形文化財に登録され
東京都指定有形文化財でもある「百段階段」
通常1000円ですが、宿泊客は50%オフ
黒漆に蝶貝をはめ込んだ螺鈿のエレベータ
中も豪華絢爛ったら…
そして巨大ったら… 70人乗りだったけか
「百段階段」とは通称で
1935年に建てられた旧目黒雅叙園の3号館で
雅叙園の現存する唯一の木造建築
ちなみに百段階段は100段ではなく実際は99段
階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用
階段の途中にある部屋は7部屋
荒木十畝の描くもっとも格式の高い「じっぽの間」
黒漆の螺鈿細工が見られる重厚な造りのお部屋よね
天井には前室に8面、本間に15面の襖仕立ての鏡面に
四季の花鳥画が描かれています
尾竹竹坡による漁樵の間(トップ写真)
室内すべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ
彩色木彫と日本画に囲まれた絢爛豪華な間
礒部草丘による草急の間はお茶店になっていました
障子建具は手の込んだ面腰組子…
四季草花絵の描かれた天井画は木蓮なども
橋本静水による静水の間は
奥の間の床柱は黄檗丸洗
欄間と格子がきれいだわ
板倉星光による星光の間は円卓が・・・
シルエットがリアルでちょっとびっくりした
美人画の大家、鏑木清方が造った茶室風の間
どこも趣が違っていて…
でもみんな花鳥風月な感じで豪華だけれど
落ち着く空間が演出されていました
いや~都内にこんなトコあるなんてすごいわ
ホテル雅叙園東京
東京都目黒区下目黒1-8-1
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