だから何なの
と言われればそれまでだが、新聞等に『がん』の文字があると
ついつい眼
がかってに追いかけてしまう
温存手術が可能になってきたのは、選択肢が増えたということで良いことだと思う
でもね
再建を目指す場合の医師&病院の連携ももっと強化してほしいと患者は思うんだけどね
患者が調べて聞かなければ、次のステップに進めないことが多い気がするのは
私だけだろうか…
特に(まだこだわっているが
)再建についての情報ってこちらから聞かない限り
皆無というのは、「女性に配慮の医師増加」と言われてもピンとこないよ
日経新聞2011.02.09
乳がんの手術 乳房温存6割
患者団体調査「再建」も3倍
「女性に配慮」医師増加
2009年に全国の医療機関で行われた乳がん治療のうち、乳房を残す「
乳房温存手術」の割合が6年前の前回調査を6.0ポイント上回る59.2%に達したことが患者団体の調査でわかった。
乳房を切除した場合にもとの形に戻す「
再建手術」の実施率も前回の3倍に上昇しており、患者団体は「医師に乳房を残したいという女性への理解が広がっている」と話している。
調査は乳がんの患者団体「イデアフォー」(東京)が実施。地域のがん治療のかなめとなる「
がん診療連携拠点病院」や
専門医がいる診療所など
全国の計813施設に調査票を送り、
237施設から回答を得た(回答率29%)。
回答した施設で09年に新たに乳がん治療を受けた患者は、約4万5000人とされる年間り患者の約6割に当たる計2万6700人。
このうち乳房を残す「乳房温存手術」を受けた人の割合は59.2%で、実施率は前回03年の調査から6.0ポイント上昇した。
1993年調査は23%、97年は36%で、回を追うごとに実施率が高まっている。
温存手術が増えたため、がん組織とともに乳房を摘出切除手術の実施率は36.5%と6.1ポイント減。
切除手術を受けた人のうち、
手術と同時か一定期間後に患者の死亡やシリコンなどで元の形に戻す再建手術を実施した割合は11.3%と前回(3.4%)の約3倍に高まった。
外見が変わることの精神的ダメージなどから、乳房の温存を望む患者は多い。
イデアフォー世話人の中沢幾子さんは、「かつてはしこりの大きさが一定以上だと切除手術を実施するケースが多かったが、患者に配慮しできるだけ温存しようという医師が増えた」と話す。
ただ施設ごとの温存手術の実施率は8~97%と差が大きい。
イデアフォーは回答施設のうち公表を了解した213施設について温存・再建手術の実施率▽温存を判断する基準▽ホルモン療法で使う薬剤名--など乳がんの治療の状況をまとめた冊子(2千円、送料別)を刊行した。
詳細は
イデアフォーホームページにて。
日経新聞2011.02.12
リンパ節全切除 効果疑問
早期の乳がん手術
「一部」と生存率同じ
早期の乳がん患者の外科手術で転移を防ぐために脇の下のリンパ説全体を切除する「郭清」をしても、リンパ節の一部しか切除しなかった場合と生存率に変わりはないとする米国の多施設臨床試験の結果が米医学会誌に発表された。
「郭清」はがんの再発を防ぐために広く行われているが、むくみがでるリンパ浮腫などの合併症が起きやすいとされる。研究グループは「(郭清をやめる)新手法を取り入れることによって、術後の生活を改善できる」と指摘している。
100か所以上の医療機関が参加。1999~2004年に、手術前に脇の下の「センチネルリンパ節」を検査して転移が見つかった早期がんの患者を対象に、郭清をした場合と、転移が見つかった一部だけを取り除いた場合の生存率を比較した。
転移を防ぐための抗がん剤や放射線治療等も続けた結果、5年後の生存率は全切除した445人は91.8%、一部切除の446人は92.5%と、ほぼ同じだった。合併症は全切除では70%で起きたが、一部切除では25%で大きな差が出た。
研究グループはリンパ説切除よりも、抗がん剤や放射線による全身的治療が再発を防いでいるのではないかとみている。
こちらの記事は他の方も書いていらっしゃるけど、「早期」で「転移」があるという
のは早期なんだろうか…日本と違うのかな…と
主治医に手術の説明ということで聞いたとき
手術中に「センチネルリンパ節」を検査して転移があった場合は郭清する
とのことだった けど これって一部 それとも 全部??
その時に主治医が言っていたのは、何年か前まではごっそりと取っていたが、
今はそんなことはない と… 聞いてこよっと
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