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2012年にタリバンに銃撃され、2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの手記。
この本を読んで、マララさんの故郷・スワート渓谷が風光明媚な土地で、それがタリバンの所為で全てが変わってしまった事を知りました。
マララさんは、ただパキスタンだけではなく、全ての国の女性が教育を平等に受ける権利があるということを世界中に訴えていただけだというのに、頭を撃たれ、故郷をテロリストに奪われた。
家族や友人に対する愛、そして故郷・スワート渓谷への愛が満ち、そしてテロへの怒りや、平和への願いが詰まった本でした。
女性が教育を受ける権利を訴え、故郷・スワートがタリバンに支配された怒りを原動力に変えたマララさん。
世界にはまだ、女性だという理由で教育を受けられない国や地域があるのは厳然たる事実であり、その事実を変えるのは、ペンの力であるーマララさんの、ノーベル平和賞受賞スピーチに込められたメッセージと、手記を通して見たマララさんの強い心を感じました。