性的描写あり。苦手な方はご注意ください。
「余計なことしやがって。」
「土方・・さん?」
怒りに満ちた紫紺の瞳で、自分を睨みつける歳三は、先程まで生死の境を彷徨っていたとは思えぬほどであった。
「どうして余計なことをしてくれたんだ。やっと楽になれる筈だったのに。」
「どうしてあなたは死にたいんですか?一体何を悩んで・・」
「うるせぇ!」
歳三は怒りの余り、千尋の首に両手を掛けた。
「やめてください・・」
千尋が暴れると、丈の短いナース服の裾が乱れ、下着があらわになった。
「・・何だお前、男か。」
頭上で歳三がそう言って笑う声がして、羞恥で千尋は顔を赤くした。
「やめてください、離して!」
「うるせぇ。」
歳三は乱暴に千尋の下着を剥ぎ取ると、指に唾をつけて彼の菊門にそれを挿れた。
「ひぃ!」
「暴れるな。それよりも、締まりが良いなぁ。」
歳三は指を千尋の中に入れたまま、激しくそれで中を掻きまわした。
「いや、あぁ・・」
はじめは嫌悪感と羞恥心で身を捩らせていた千尋だったが、執拗な歳三の愛撫に対し、徐々に妙な感覚が身体の奥底からせりあがって来ていることに気づいた。
「さてと・・もう頃合いかな。」
歳三はパジャマのズボンとともにブリーフを脱ぐと、怒張した自分のモノを千尋の腰に押し付けた。
「それだけはやめてください!」
千尋は自分を犯そうとする歳三に恐怖を感じ、助けを呼ぼうとナースコールを押そうとしたが、その手は歳三によって払いのけられてしまった。
「溜まってんだよ。お前も男ならわかるだろ・・」
歳三は千尋の腰を掴むと、彼の菊門に自分のモノを挿入した。
「千尋ちゃん、遅いなぁ・・」
夜勤に入る前、仮眠しようと仮眠室へと向かおうとした総司は、千尋の姿を探したが、彼の姿は何処にもなかった。
さっさと帰ってしまったのだろうかーそう思いながら総司が特別室の前を通りかかろうとした時、中からくぐもった声が聞こえた。
(何だろ?)
忍び足でドアの前に来た総司は、ゆっくりとドアをスライドさせて中を見ると、ベッドの上で千尋が歳三によって後ろから激しく犯されている姿を見てしまった。
「土方さん、やめてください!」
慌てて土方を止めようと特別室の中へと入った総司だったが、歳三はそれに構わず腰を振り続けた。
彼に組み敷かれた千尋は枕に顔を押しつけ、声を漏らさぬようにきつく唇を噛み締めていた。
やがて歳三は千尋の中で達した。
「千尋ちゃん、大丈夫?」
「沖田先輩・・」
下半身を血で染めながら、千尋は総司の腕の中で気絶した。
「土方さん、どうしてこんな酷い事を!」
「うるせぇ。もう疲れた。」
歳三は汚れたシーツを床に放り投げると、総司にそっぽを向いて目を閉じた。
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